「次に新車を買うとしたら、どんなクルマが良いかなぁ~」と妄想するのはクルマ好きの大きな楽しみである。
世間的には、クルマは一昔ほどには憧れの対象ではなくなっているようだが、それについては、所得の格差拡大などというよりも、”価値観の多様化”という一言で片付けてかまわないと思う。
しょせん個人のお気楽ブログなので、あれこれと分析するような気力も能力もないのでね。
ま、そんな事はどうでもよろし。怒涛の新車レビューの開始である。( ´ー`)
で、いの一番に選んだのが、タイトルにある通りの長い長い名称の、このおクルマ。
あ、いや単純に”ゴルフ”です。そのベーシックグレード(一番安いクルマ)の事。
※試乗の際に写真を撮りそこねたので広報写真でお茶を濁しております
ゴルフは長年に渡って憧れのクルマであった。とりわけ1974年デビューの初代ゴルフの印象は強烈であった。
まぁ、当ブログファンの方にとっては、”何やそれは!? アホの一つ覚えのビーエムかぶれが唐突に何を云い出すのだ!?”と思われても仕方がないのだが。( ´ー`)
実を言うと、どのタイプであれ、これまでゴルフに乗ったことは一度もない。もちろん乗る機会がない事もなかったのだが、あえて乗らないようにしていたのである。
その理由は、本能的に、「これを体験したらおしまい」という警戒感が常にあったためである。
現行型のゴルフは初代ゴルフ以上に魅力的な存在である。極端な例えではあるが、ロールスロイスやフェラーリなどよりも。自分ながら妙な価値観であるとは思うが、すでにクルマは自分にとって、ステータスシンボル(もう死語かな)などではなくなったという厳然とした冷徹な現実による事がおそらく最大の理由である。
で、何が”おしまい”かというと、「クルマはこれで良いのだ。これ以上何も望んではならない。」と達観してしまう事が怖かったわけです。そんな予感をさせるほどにスゴイやつなのだと密かに思い続けて来たのだが・・・
ぐだぐだ云ってても仕方がない。とりあえず「クルマは走ってなんぼや」というわけで、走って来た。
結果は、自動車レビューのほぼすべてが称賛していた通り。「脱帽。ごめんなさい。参りました。」です。
以下次号に続く。
コメント
コメント一覧 (2件)
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ほとんど同じ、いっこ前のGOLFヴァリアントだったら、試乗できますよ(笑)
スーパーチャージャーとターボチャージャーのツイン過給で動力性能に不足はありません(私のレベルで)
1400ccをちょっとだけ気にしてましたが、前の2500cc(マークIIクオリス)より相当速いです。
長距離ドライブは快適ですが、乗り心地?という点では、5シリーズのBMWの敵では無いでしょうけどね。
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はりーさんの愛車はもちろん承知していますが、本文に書いたような理由で、先日は「運転させてみて」というのを抑えていたのです。我慢するのがしんどかった・・・( ´ー`)
試乗結果の詳細レポートは次号に書きますのでツッコミどころがあればご遠慮なく。
あるのに決まってるかとは思いますが・・・