イエローカードをいただいた

3シリーズの、ほとんど一日がかりのみっちり試乗を終えての帰路での出来事。
ルートはまたまた阪奈道路であるが、後の予定はないため、の~んびり帰る事にしていた。
生駒山頂から奈良方面へはなだらかな下り坂。少しきつめのカーブがいくつか連続した後は、ほとんど直線コース。ぼんやり走行していると、色々な面でアブナイ箇所である。
さいわい、ちょっとハイペースのクルマが三台連なって走行していたので、その最後尾について流しつつ、ふとバックミラーに目をやると、シルバーのセルシオが目に入った。
「ひょっとしたらちとやばいかも・・・」と頭をよぎったが、ま最後尾であるし、目くじらを立てられるほどのペースでもなく、フツーのクルマのようにも感じられたので、そのまま走行を続けた。
すると、ほどなく左車線の遅いクルマに自分たちのグループが近づき、追い越し車線で順次追い抜いていった。
するとすると、セルシオがぐんぐん距離を縮めて来るではないか !!
「何や、チンピラ暴走車だったのか。」と舌打ちしつつ、前方ががら空き状態になっていたが、うっとおしいので前の車たちに続いて左車線に移った途端、赤色灯が出現しサイレンが !! ((((;゚Д゚))))
助手席のちよっとイケメンの警察官から「BMWの運転手さん!!」とマイク片手に呼びかけられ、更にスピードを落としつつ「何でおれだけなんやねん!!」と開き直ってやろうと心の準備を素早く完了して睨み返した。
すると、並走しつつ一転して紳士的な口調で「車間距離を詰めすぎです。それに速度も少し速すぎます。注意して下さい。」と注意され、OKと手を上げるとそのまま走り去って行ってくれた。
たぶん、運転手を見て真面目な紳士であると判断したのだと思われる。しかし、ちょっと待てよ。車間距離を詰める事態になったのはお前ら、じゃなかったあんたらが後方からあおって来たせいじゃないか !!
後で思い返すと、前方の三台は既に事態を把握していて、急にペースダウンして左車線に順次退避していたわけである。気づいていなかった間抜けは最後尾の自分だけという情けなさ・・・(;`ー´)
それにしても何が幸いするか分かりません。運転していたのが 320i だったなら、おそらくアクセルを踏み込んで全車ごぼう抜きにして悦に入っていた直後に、きつ~いお灸をすえられていただろうと、今でも背筋が寒くなる。
ふぅ~、覆面パトカーさんに遭遇したのは久しぶり。長い人生で何度も遭遇した事はあるけど、自慢じゃないが検挙された事はこれまで一度もありませんぜ。何しろ今年の免許更新でゴールド復帰予定の優良運転者なのだ。
とにかく、元気良く走る時にはくれぐれも”後方にご注意”という教訓でありました。( ´ー`)

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コメント

コメント一覧 (2件)

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    >注意され、OKと手を上げるとそのまま走り去って行ってくれた。
    さすが、あるさんの視線の向け方が良かったのでしょうね(^^)
    驚かず、慌てるそぶりを見せず、”なんだ!”的に横を見てOK!
    その仕草で、押さえきったのでしょうね。
    それとも、パトカーが回転灯点けてサイレン鳴らせば”緊急車両”
    問答無用で”そこのBMW止まりなさい!免許書見せてください、ご主人この道は何キロで走行してましたか?”
    このパターンで切符を切られてしまうのですが。
    パトカーの警官が、”このおじさん、うるさそうと感じたのかな”
    運が良かったですね。(^^)v

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    PASS: 19619ead4e58e15382b8d028bcfc54eb
    >視線の向け方が良かったのでしょうね(^^)
    クールに"流し目"って感じられたのかも・・・
    でも「マジやばかったっす」とお子ちゃま言葉で済ませられて本当に良かったですわ。
    ま、日頃の行いが良いせいと結んでおきましょうか。( ´ー`)

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