“スランプ”などと言うと、「それは上手いヤツの使う言葉や !!」と師匠に笑われそうなので”カベ”とする。
このところ、どうも「いい写真」が撮れない。
“NEX”を手に入れ、ある程度学んでからは、それ以前とは比較にならないキレイな写真を撮れるようにはなった。
「もっとちゃんとした写真が撮れるようになりたい」という当初の目的は十分に達成出来たと思う。
しかし、一定レベルに達してからは「一枚の絵のような写真」を撮る事が目標となってしまった。
これはかなりハードルが高い。単に知識やテクニックが向上するだけでは到底到達出来ない目標である。
“撮る”のではなく”描く”には、経験とともに「感性」を磨かなければならない。それがまだ全然出来ていない。
でも、悲観する必要はないな。凡人がちょっとかじって見よう見まねでそんな領域に到達出来るのならば、写真の世界なんて底の浅いものである。そうではないからこそ、こだわりがいがあるというものだ。
人生まだ数十年残っている。身近に”師匠”と呼べるような人物の存在があったからこそ、この素晴らしい趣味の世界に足を踏み入れる事が出来たのは間違いない。良き「二度目の」出会いに感謝である。
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