Bluetooth レシーバーを使ってみた

“iPad mini”はもはや手放せないツールとなり、肌身離さず持ち歩いているといっても過言ではない。
しかし、それからは音楽を聴く機会が激減してしまっていた。”iPad2″の頃は、本体から長々と延びるケーブルがうっとうしくて、音楽を聴くのはもっぱら”iPpdTouch”を利用、つまり併用していた。
ところが格段にコンパクトな”iPad mini”になってからは、同じ機能の製品をふたつも持ち歩く事が馬鹿らしくなり、”Touch”を持ち出す事はなくなった。必然的に家の外で音楽を聴く事もなくなってしまったわけである。
そもそも、”iPad”で使えるリモコン付きイヤホンはこれまであまり良い製品がなく、特にコネクタの規格が変更されてからは新製品もまったく見なくなってしまったので、最近は製品情報をチェックする事もなくなっていた。
「ちゃんとした音質でワイヤレスのリモコン付きイヤホン」があればなぁ、と溜息を付く日々が続いた。
そんな中、ひょんな偶然で見かけたのが”Bluetooth”。それ自体は数年前から存在していたが、とにかく「音質が悪い」という悪評が定着していて、積極的に試してみる事もなかった。

しかし、最近”Bluetooth”の規格が変更になり、劇的に音質が改善されたらしい。
そこで目をつけたのが、SONYのBluetoothレシーバー”DRC-BTN40K”。イヤホン付きでお値段たったの 5,000円台。
これまで、3,000~5,000円台の単なるリモコンを何種類も試していたので、この値段には全然抵抗はない。
“DRC-BTN40″というイヤホンなしの本体だけの製品もあるが、なぜかこちらの方が安かったので迷わず選択。
接続設定はあっけないほどカンタンに終了。

早速試してみたら、至極まともな音質で受信出来、リモコンとしてのスティックタイプのレバーも秀逸。
これまで試したリモコンの中で最高の操作性である。素晴らしい。頑丈なクリップが付いていて、胸ポケットに問題なく固定出来る。

付属イヤホンはおまけに過ぎず、音質がどうこういう筋合いのものではないので、愛用の”SHURE SE420″を接続。


再生帯域がごくわずかに狭くなったような気はするが、元々超高性能イヤホンというほどの品質でもないので、不満はない。それにしても新”Bluetooth”は、コンパクトなワイヤレス製品である事が信じられないほど素晴らしい音質である。雑音も感じられず、移動中に音楽を楽しむには何ら不足はない。これはイイ。( ゚∀゚)
しかし・・・

致命的な欠陥あり。
曲の冒頭 1/100~1/10秒くらいが再生されない。その現象はまれにではなく、ほぼ100%の確率で発生。
音楽なんやから、例え 1/10000秒の音切れでも許されない。アカンでこれは !! (`Д´)
最初のうちは利便性に魅了されてガマンして使用していたが、一週間で使う気がしなくなった。
調査の結果、”iOS”のバグの問題らしいが、しかしそんな事はもうどうでも良くなった。
そんなわけで、はたと思いついたのが、胸ポケットに入れてリモコンにしたいのなら、”Nano”を携帯すれば済む事ではないか。大してサイズも重量も変わらない。曲名表示やプレイリスト再生も自由自在やし。
“iPhone”ではないので通話に関する付加機能は関係ないし、こんな結論となった。お粗末!!( ゚∀゚)

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