ここ二年ほどですっかり庶民と縁遠い高級食材となってしまい、表題とはウラハラに我が家の食卓に並ぶ事がなくなってしまった「うなぎの蒲焼」だが、日本人の習性として無性に食べたくなる時がある。
地元で”天神祭”が開催される本日はそんな日につき、ランチタイムは迷わず庶民の味方のこのお店に突撃とした。
ごひいきの店のはずなのだが、良く思い返してみたら月に一度くらいしか通っていないのが不思議。
席に着くと、目の毒になるこんなのが・・・拷問や。かろうじてガマン(;`ー´)
13時過ぎというのに賑わっていて、しかもやたら暑いと思っていたら何とエアコンが故障して作動していなかった!!
よほど店を出ようかと迷ったが、たまにはこんなシチュエーションも悪くないかと思い直し、忍耐強く待つ事に。
おまけに今日はスタッフの手際が悪いのか、調理に時間がかかっていてどの客も不満顔だった。(`ω´*)
けっきょく、注文した”Bセット”が出て来るのに10分以上かかってしまった。フツーの店なら速い方だが・・・
味噌汁とお新香のサイドメニューが120円のオプションで、計800円也。吉野家としては豪華なメニューである。
ちなみに、味噌汁は全然旨くないので通常は注文しないのだが、今日は何となくセットにしてしまった。
吉野家の「鰻丼」は、当店としては高級メニューとなる680円。何しろ牛丼280円の店なので、注文する時も声が震えそうになるのをこらえて・・・なわけはないが、ちょっと勇気が要ることはたしか。(;`ー´)
じっと待つ事約11分。ようやく出て来ました。うなぎ蒲焼の香ばしい香りはほとんど感じられないのだが、とにかく待望のうな丼である。そそくさと山椒をたっぷりかけて、「いただきます。」
680円の「並盛」には三切れしか乗っていないので、たちまちこんな状態となる。ちなみに二倍のボリュームとなる「二枚盛」は980円であります。自分は少食派につき、並盛で十分なのがありがたい。
余ったご飯は、お気に入りの白菜「お新香」と一緒にいただく事になるが、今日のお新香は鮮度が落ちていて全然美味しくなかった。( ´ー`)
近くのスーパーでは、うなぎの蒲焼は国産品で一匹 2,000円弱くらい。中国産ならその半額以下程度なので買えない事はない。しかし、経験則でやはり”安かろう悪かろう”の原則がそのまま当てはまるので我が家では手を出さない。
などとうそぶいてみるが、吉野家のうなぎは堂々の中国産である。しかし、その品質は決して悪くない。スーパーの安物とは一線を画している。さすがは吉野家。
値段が値段なので「メチャ美味い」とはとてもいえないが、ちゃんとうなぎの風味は感じられるので一応満足。
そんなわけで「ごちそうさまでした。」この次は来年やな・・・
コメント
コメント一覧 (2件)
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うなぎもいいけど、アナゴもおいしいですよ(^^)
近所の川へうなぎを釣に行っている人が、「川じゃダメ池に行かなきゃうなぎ居ない?」
数年前に遡上したうなぎを狙わないと、川には河川改修で石垣が少ないので
なかなか何処かへ行って捕れないみたいですね。
なので、漁師町のおっさんがよく売りに来る「アナゴ」これも蒲焼にしたら美味しいですね。
我が家は。アナゴどんぶりです。
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アナゴですか。済みません。いいイメージないですね。
「似てはいるが旨さは数段劣る」ので眼中になく、丼は鰻に限ると思ってます。
旨さの違い。カロリー量の違いがそれを如実に表してますね。
でも、たぶん「本当に美味しいアナゴ」の味を知らないためだとは思いますが・・・(;`ー´)