半沢はいった。「・・・・やられたら、倍返しだ」

予定通り、三連休の中日に読了。
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感想は「いやぁ、面白かった。ドラマそのまま、どこをとってもスリリングなシーンの連続で目が離せない。」
全体のボリュームが分かっているので、もっとゆっくりと読み進めるつもりだったのだが、ちょっともったいないとは思っていたが、やはり読み出したら「やめられない止まらない」になってしまった。
382頁の最後「いまこの瞬間、半沢の新たな戦いが始まろうとしていた。」で完結。
まぁ、これはテレビドラマの最後の瞬間そのままやな。でも多分次回も同じかも・・・( ´ー`)
さて。TVドラマシリーズの最終回は視聴率40何%というとてつもない成績だったらしいが、未だに良く分からない。
「なぜこれほど受けたのか !?」
いわゆる”社会派ドラマ”であり、かなり重いテーマであるにもかかわらず、「なぜこれほど受けたのか !?」
識者のセンセイ方が色々解説してはくれるが、しょせんは結果論。後付の説明はいくらでも出来る。
解説される要因を持った優れたドラマは過去の作品でも枚挙にいとまがないのは誰でも分かる事。
「半沢直樹」シリーズは素晴らしい出来であった。久々に放映時間が待ち遠しくて仕方がなかった。しかし・・・
まぁ、はっきり云ってこの種の社会派ドラマとして”ぶっちぎりの出来の良さ”というほどではない。
製作者たちだって、誰もこんな結果を予想していなかったはずである。
分野を問わずヒットの予測は難しいし、完璧な予測は誰にも出来ない。つまり結果論としては同じである。
絶妙のタイミングで様々な要因が融合して最高の成果になったのだろう。
しかも、放映終了後にあの「事実は小説よりも奇なり」の事件が発生するという凄いめぐり合わせ。ヽ(゚Д゚ )
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ところで。まもなく12歳になる愛息も熱心なファンなのであった。(;`ー´)
サッカー小僧の端くれであり、学校での休憩時間は運動場で皆と外で遊ぶ生活。
ふだんは読書の習慣もないというのに「半沢の本なら読み終わったら貸して。」とせがまれていたので、渡してやったら、何とランドセルに詰めて学校の休み時間に読んでいたらしい。
で、今日返して来た。45ページの”奇襲攻撃”の章の前までで読むのを諦めたとの報告だった。
驚いた。「あったりまえやろ!!」というよりも「良くそこまで進んだな!?」と感心したのである。念のため質問してみると、ある程度ストーリーと登場人物は理解していた。
いや、とはいえそれは愚息の自慢ではなく、やはり映像の威力というものをあらためて痛感させられたのである。
導入部なので、それほどドラマティックな展開はなく、一般人には難解な単語も多いし、半沢の出番も少なく、大人でも少し忍耐が必要な部分。10ページももたないだろうと高をくくっていたので、ちょっと見直した。( ´ー`)
ところで、表題は原作そのままである。TVドラマでは「やられたら、やり返す。倍返しだ!!」やね。
いやぁ、何はともあれ、たしかにTVドラマ版はたしかに良く出来てました。俳優さんたちも素晴らしかった。
しかし、次回は華ちゃんやラブリンをどうからませるのか、制作陣のウデの見せ所ではあるな・・・

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