安物買いの銭失いか ?

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3年間ほど愛用して来たイヤホン”Shure SE420″が終焉の時を迎えた。低域から高域までバランスの良いその音質に今でも不満はなく、ずっと使い続けるつもりだったのだが、最近になって左チャンネルの出力が断続的に途切れる症状となり、ふと気が付くとこうなっていた。
・・・この状態になるまで気が付かなかった自分の鈍感力にもあらためて感心している。(*´~`*)
イヤホンの宿命「断線」である。非常にデリケートな部分なのでテープ巻き程度ではどうにもならない。
「修理代で新品が買える!!」新しい製品が気になっていた事もあり、思い切ってリニューアルを決意した。
しかし。ヨドバシ梅田のイヤホン売り場に行くと、まさに百花繚乱。
もちろん事前に情報をアタマに入れてはいたのだが、いざとなるとどれを選んで良いのかまるで見当もつかず、アタマがクラクラしたくらい。(;`ー´)
気を取り直し、”片っ端から試聴”をやってみるかとメーカーも値段も無視してランダムに聴いてみたら・・・
まぁ、呆れるくらいにどれもこれも高音域ばかりがシャカシャカと耳に突き刺さるようなヘンな音の製品ばかり。高級品だろうが普及品だろうが、みんな同じにしか聴こえない。5つほど聴いてみただけで疲れた。
聴き分けなどまるで出来ないという情けない状態。これを”クソ耳”というのだろうか・・・
昼休みの間なのであまり時間がとれないし、出直しや。(;`ー´)
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売り場に三回通って数十種のイヤホンを聴いた中で最後に試したのがこれ。やっぱり”Shure”でした。
「高域が異様にシャカシャカ」ではないという基準で選ぶと勝手にこうなったって感じである。
“SE420″の後継なので、順当なら”SE425″という事になるのだが、店での試聴では”SE215″との差異はあまり分からなかったため、迷う事なく”SE215″にしたのだった。何しろ前者のお値段 25,440円に対して9,230円なのである。
趣味嗜好の世界では「安物には手を出すな」というのが鉄則なのだが、違いが分からないのだから良いじゃないか。
何しろ、このお値段でコード着脱式なのだし。これで断線問題の心配がなくなるのだからね。
いや、不安がないではなかった。「ホントにこんなに安いので大丈夫なのか ?」交換用ケーブルだけでもこの程度の値段の製品はざらにあるくらいなのだ。
超高域も超低域も出ていない事は分かっていたが、「たかがイヤホン。慣れればOK」と高をくくっていた。

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