お気に入りのお好み焼き点「小麦」富雄店が閉店した。
それは半年以上も前の事なのだが、あまりに悲しくて記事にする事も出来なかった。
ここ 1・2年間ほどは行列が出来る事もなくなっていて、10%オフのサービス券を無条件で配ったり、やたらとメニューが増えたりして来ていたので心配はしていたのだが、ついにきたるべき時が来たようだ。これで近場に美味しいお好み焼きの店がなくなってしまったのだが、立派な造りの建物と設備なので取り壊しはないだろうと考えていた。
そして、「同業のちゃんとした店がいつか出来ないかないかなぁ」と富雄近辺を通り過ぎる度に注目していたのだ。
出来たとしても、どんな店になろうともこのフルーツバイキングが復活する事は期待していなかった。
そして、先週ついに発見した。「来たぁ~~~ !!」てやつやな。ヽ(゚∀゚)
しかし、見慣れない店名「八」はたこ焼き屋なのだった。
自分が知らないだけで、調べてみたら奈良県ではけっこうな有名店らしい。口コミ評価も特に悪くはない。
粉モン調理品に変わりはないし、そもそもお好み焼きなんていうのは不味くする方が難しいような食べ物なので、別に不安もなく出かけてみた。ようやく復活してくれた”ちゃんとした”はずのお好み焼き店なのである。
たこ焼きがウリの店だし大好物でもあるし、とりあえず一人前だけ注文してみた。
結果は「県内とはいえ、これが”B級グルメ第一位”に輝いた」たこ焼きですか・・・?」
決して生地は悪くないのだが、肝心の焼き加減が、”中がトロリ”は当たり前だが、外もフニャフニャでまるで歯ごたえなし。食感に関してはレトルトの”ごっつ旨いたこ焼き“の方が上である。一気に不安が増幅。( ≧Д≦)
そして、ほどなくしてやって来たお好み焼きはといえば、ボリュームたっぷりでキレイに形が整って見た目はなかなか Goodだったが・・・
お味の方は”小麦”の品質に遠く及ばず、”たこ焼き屋さんがつくったお好み焼き”というしかない。(*´~`*)
チーズや山芋の風味もまったく感じられない。使ってないのかもしれないが。
そもそもソースが違う。ソースはお好み焼きのイノチである。店に入る前から漂って来るはずのあの香ばしいお好み焼きソースの香りが感じられなかったのだ。たこ焼き用ソースを使っている事はないだろうが。
残念ながら入店前からのそんなイヤな予感がそのまま当たってしまった。
もちろん不味いというわけではないが、クルマで20分以上かけて通う店ではなくなってしまった。(。-ω-)
そんなわけで、もうこの店にわざわざ出かける事はないという意味のタイトルである。
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