1ヶ月ほど前に、「横のものを縦にも・・・」などという記事を書いたばかりなのだが、実は数日間タテにしただけで終わってしまった。
それは、画面をタテにすると少し視線の角度が変わっただけで画面がぼやけて使いものにならないのが分かったから。(´д`)
少し液晶モニタに詳しい人なら誰でも知ってる事なのだが、液晶モニタの仕組みは一種類ではない。
長年愛用してきた”DELL G2210″は、安かった分”TN方式”のモニタだったのだ。フツーに使っている分にはほとんど気にならなかったのだが、縦位置で見ると、先ほど書いたように少しの視線移動による画質劣化がモロに効いてきて結局横位置に戻してしまったのである。
解決方法はひとつしかない。それはモニタのリニューアルであり、1ランク高級な”IPS(アイピーエス)”式製品にする事が必須条件。
もうひとつ、縦位置使用時の水平方向解像度が自分の場合は最低でも1200ドットは必要という要件もある。
そんなわけでついに我慢ならなくなり、”DELL U2413″というちょっと前の高級なモニタを導入する事になった。当然中古品や。(;`ー´)
横から見ても・・・
上から見ても・・・見え方がほぼ変わらない。素晴らしい。( ゚∀゚)
これで、縦型表示にしてもまったく問題なし。別にいつも頭がふらふら動いているわけでもないのだが、縦型表示のモニタを見る場合は時間が経つにつれてどうしても頭がわずかとはいえ無意識に左右に動いてしまうので仕方がない。( ;´・ω・`)
この”U2413″は、画面サイズが24インチで解像度が”WUXGA(1920✕1200)”。”G2210″が22インチの”1650✕1050″なのでいずれも画面の縦横比が”16対10″。サイズアップによりドットピッチもほぼ変わらず、違和感なくリニューアル出来たのである。( ´ー`)
現在のPC液晶モニタは”フルHD(1920✕1080)”が全盛で、”WUXGA”は今や少数派になってしまったので価格もかなり割高となる。
とにかく、垂直解像度が”1200″と”1080″というのは、PCモニタとしてはかなり使い勝手の差として効いてくるのだ。
しかし。”WUXGA”モニタを手に入れて一件落着とはいかなった。何と、映してみると”フルHD”にしかならないのだった。( ;´・ω・`)
何と、アナログRGBコネクタがない !! それはおいとくとしてもPC側に”ディスプレイポート”もない !! 何やこれは !? (。゚ω゚)
安いだけあって、現用愛機は一般ユーザーのそれも入門用の位置づけで、最低限のポート(コネクタ)しか装備されていないのだった。
まいったなぁ。デルのPCにはもれなく”ディスプレイポート”が装備されていると頭から思い込んでいたのだ。
とはいえ、”HDMI”ポートは双方にあるので気を取り直して接続してみたのだが・・・
何と”フルHD”表示にしかならない !? まさかと焦ってデルの仕様を確認すると、たしかに”HDMIはフルHD”までとなっていた。(。゚ω゚)
「はぁ~。」とため息つき( ´Д`)、事前調査を怠った自分の間抜けさを反省しつつ、我慢できなくなりビデオカードを仕入れる事にした。
もちろん解像度確保のためだけなので、”HDMI”と”DVI”ポート装備の一番安いヤツ。もひとつの必須条件は”ファンレス”。
案外この種の製品が少なく、この”SAPPHIRER5 230 1G DDR3 PCI-E H/D/V”も在庫僅少だったのを辛うじて手に入れた。
今の愛機には購入前に”PCI Express”スロットがある事は確認していたし、問題なく装着出来た。
今回のはちょっと本格的なモニタなので、カラー調整などが難しそうだが、とりあえずはこれでようやく快適環境になりました。
ふぅ~、やれやれ。最近何かと予期せぬ出来事が多すぎなのだが、別件でまだまだ続くのだった。(*´・ω・)
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