スーパー調理器「ヘルシオグリエ」その4 – たこ焼き

2年以上前の記事で自宅で最高のたこ焼きが食べられるようになったと絶賛していたのだが、実を言うとその後徐々に買わなくなっていた。
その理由は、素材のものが良くとも、電子レンジの弱みで外皮のふにゃふにゃ感が旨味をスポイルしていたから。
それと、休日のランチなし習慣が完全に根付いたのも大きい。朝から食べる気はしないし、もちろんディナーメニューの一部にもなり得ない。いくら粉もん好きでも、それはお好み焼き以外にないためである。おやつタイムとするとヘビー過ぎるし。
必然的に軽いランチ代わりとして愛用していたのだが、その機会が激減するとともにたこ焼きがテーブルに乗らなくなったのだ。
・・・が、しかし。今は違う。”テーブルマーク”の銘品の旨さを最大限に引き出せるアイテムが手に入ったのだから。

いつの間にか妻が買ってくれていたお馴染みのあの品を冷凍庫から取り出し・・・
あれれ ? パッケージが変わってる !? 「紙トレーのまま電子レンジOK」というキャッチフレーズも・・・ま、いいかハズレはないはず。

そして。パッケージを開いて驚いた。スゴい、全部入りになってる。(。ﾟωﾟ) 要望が多かったんやろな・・・

それにしても、こんなに形が悪かったかなぁ・・・

以前の製品では、ほとんどが真ん丸に近いカタチだった記憶があるのだが。まぁ、味には関係ないし、ありきたりの冷凍たこ焼きよりはずっと良いのは間違いない。とにかく、ペッタンコ底の釣り鐘型のを見ただけで「たこ焼き食うぞ!!」の気分が萎えるもので・・・

裏側の説明書きにも、紙トレーからたこ焼きを取り出すように注意書きがある。う～ん、別に手間ではないがお手軽感が低下している。電子レンジなのに紙トレー禁止なんて意味不明といいたいが、きっと何かクレームがあったのだろうな。(*´･ω･)

“グリエ”付属の標準レシピにもちゃんと調理方法が載っていたので、当然それに従う事にした。

網ではなく、金属製トレーに入れ替えて”火力=中、タイマー 5～6分”となっているので 6分にセット。
「いや、冷凍品なのにホントに 6分くらいで良いのかな・・・」と、ちょっと不安がアタマをよぎったのだが深く考えず 6分 !!
加熱中は天板がそれなりに温まるので、その熱を利用して冷えている紙トレーとソースを温めておこう。( ´ー｀)

時間が来て取り出したたこ焼きは、”焼きそばパン”の時のような触れない程の熱さではなかった。
この時点で気付くべきだったのだが、いっときも早く口にしたくてさっさと舟に乘せてソースとふりかけをかけてしまった。(;`ー´)
付属のソースとかつお節は適量とは感じたが、自分の好みではもっとたっぷりとふりかけたい。しかし最初はとにかくこのままで。

「おぉっ !! タコがでかい(´∀｀)」のは良かった。しかし・・・
撮影もそこそこに一口かじっただけで「し、しまった、中身がアツアツになってない !!」と分かったが時既に遅し。( ≧Д≦)
衣部分も、レンジ版と違ってしっかり感は出ているが”外はカリッと”にはほど遠い。要するに火力と加熱時間が足りなかったのだ。

ぬるいたこ焼きなど食べる気がしない。こんな時はもうひとつの神機である電子レンジ頼み。
みっちり温め直してハフハフいうレベルにして、ようやくたこ焼きらしくなったが、前回のような旨さにはほど遠い。
謳い文句どおり大粒たこ入りなのは良いが、焼き方のせいか中身のとろーり感も皆無で生地出汁の風味もほとんど感じられず。
うぅむ。たこ焼きは甘くなかった(!?)。何度かトライが必要である。「楽しみが増えたともいえる。」と強がりを云っておこうか。
ただし、その気になってちょっと調べてみたら、この種の”丸いたこ焼き”をうたう製品は少なくない。次は別の製品にしてみよう。
それがいつになるかは自分にも分からないが・・・それではまた次号まで。( ´ー｀)

【2021.7.26追記】
すみません、単純ミスでした。説明書の「加熱」項目だけを見ていて失敗したのでした。😂
「冷凍たこ焼きは強で12～13分」と明記されていました。