7月23日。連日のうだるような不快な熱さにもめげず、なぜか長時間ウォーキングの修行に励んでいた。( ´・ω・`)
いや、修行を通り越して”苦行”に近かった。もうとっくに、お世辞にも若者とはいえない身体になっているというのに・・・
実に、天王寺の「あべのハルカス」から「JR大阪駅」まで決死のウォーキングを敢行した、いや、強いられたのだ。非情な隊長に。(;`ー´)
ここは、その”苦行”のゴールを期待していた実に 5年ぶりの「道頓堀」。その先の「心斎橋筋」以降は完全に若者の町である。
ただし「道頓堀」は、大人にとっても「食の天国」でもある。
時刻は12時少し前だったが、フツーなら、自分としてはこんな場所で12時にランチしようという発想そのものがあり得ない。
しかし、この時の隊長はまったく意に介さない。「もう昼時やしこの辺でランチやな。」(;`ー´)
鶴の一声で、きっちり12時に雑居ビルの一角にある「ぼてじゅう」に突撃となった。エアコンも何もないビル内の廊下 & 階段室で待たされる事約30分。繰り返すが、自分ではあり得ない選択だが、とにかく権限を一任しているので文句を言えた筋合いではない。(;`ー´)
「ぼてじゅう」とは、大阪人ならたぶん知らない人はいないはずの”お好み焼き”の名店チェーンである。
はっきりいって「どうせチェーン店のお好み焼きやし・・・」となめていたのだが、一口食しただけで驚嘆した。(。゚ω゚)
「う、美味い !! これ、めちゃくちゃ美味いやんけ !!」と思わず素直で純粋な感想が口をついて出たのだった。「ぼてじゅうのお好み焼きって、こんなに美味しかったのか !?」
お連れ様がものの10分程度で平らげたのを無視して、30分くらいかけて一口ずつ、じっくりと味わっていた。( ´ー`)
とにかくその旨さに驚いた。味わうのに夢中で、撮影さえ数枚で終わってしまったほどなのだ。
卵と山芋等の風味たっぷりの生地もソースも「これぞお好み焼き !!」とガッポーズまではしなかったが本当に美味かった。
炎天下の長時間ウォーキングと、その後の生ビールの効果もあっただろうが、掛け値なしの一級品である
「日本一のお好み焼き」と評価した、東京都大田区のあの店や、おそらく大阪の超人気店の「きじ」にも負けてないだろう。
チェーン店でこの品質はオドロキ以外の何ものでもない。思い起こせば、大手のチェーン店になったというだけで敬遠していた「ぼてじゅう」さん、参りました恐れ入りました。完全にお好み焼きのシュギョー不足。不覚を恥じ入る次第であります。( ;´・ω・`)
食後の腹ごなし、というより天王寺からの行脚で、これでも目的地のしばらく手前だった「中之島公会堂」。
そして、道中のそこかしこで、まさかの「ポケモンGO!」マニアが未だに生息していたのも別のオドロキだった。( ´ー`)
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