ご存知だろうが、大仏さまの正式名は「盧遮那仏(るしゃなぶつ)」。
「あらゆるものに行き渡る智慧と慈悲を光にたとえ、その光を具現化した仏さま」とされている。
座高15m、耳の長さだけでも2.54mという堂々たる体躯。延べ260万人の労力によって 3年がかりで造り上げられた。
国宝指定は意外と遅く、1958年となっている。
大仏さまの両脇を固める脇侍(きょうじ)たち。”侍”という字にはなっているが、れっきとした仏さまなのである。
向かって左手は「虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)」。無限の智慧を持った仏様で、智慧の象徴となる仏さまだそうである。
ソフィー・マルソーばりの美女がおられたのでついフレーム内に入れてしまった。(;`ー´)
この位置からでは見えないが、反対側に鎮座するのは「如意輪観音(にょいりんかんのん)」像。
一般庶民が祈りを捧げると財宝を与えられ、僧侶が祈りを捧げると福徳を授けてくださる、とある。
「そんなご利益があるなら、もっとマジメにお祈りするんだった・・・」と後で知っても遅いのだ。(*´・ω・)
着衣のしわさえも綿密に表現されているのだが、垂れ下がっているこれは何を表してるんでしょう ?
知ってる人がいたら教えて下さい。( ´ー`)
毎年8月の「大仏さまお身拭い」。二月堂の湯屋で身を清めた僧侶120人等が総掛かりで行われるというが、さすがに背面までは手が回らないのだろうか。( ´ー`)
裏手にもいつも人だかりが出来る場所がある。
「柱の穴くぐり」。大人になると、かなり小柄でないとくぐれなくなる。柱の穴は大仏さまの鼻の穴と同じサイズらしい。
ところで、関西人にとって「大仏」とは東大寺の大仏さまの代名詞のようなものだが、要するに「でかい仏像」なので、盧遮那仏だけを指すわけではない。と指摘されてすぐに思い浮かぶのは、鎌倉や浅草かな・・・
仏さまの本名「釈迦」の背丈が 1丈6尺(4.85m)とされていて、これより大きい仏像を「大仏」と呼ぶようだ。
いや、それにしても元々が 5m 近くというのも、ものすごい長身ではないか。(。゚ω゚)
さてと。うんちくもそろそろ息切れして来たので、後はアルバム系で・・・(;`ー´)
「大仏殿」編はこれにて終了。
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