長年悩みに悩んでどうしても処分出来なかった家具を、ついに古道具店にタダ同然で引き取ってもらった。
「団塊の世代」以前の人なら一度は見かけた事があるかもしれない「カリモク」製のテーブル。
シンプルな造りだが、あきれる程に頑丈で、踏み台にしてもびくともしないし、たまにガタが来たとしても組み付けボルトを増し締めしてやるだけで、元通りのしっかりしたテーブルに戻ってしまうスグレモノ。半世紀も経つのに”メラニン化粧板”の天版もほぼ無傷。
ものごころ付いた頃から実家にあったため、愛着があり独立してからも引き取って使い続けて来たのだが・・・
この高さがネックで、イスやソファの生活にまったく合わず、使いにくい事この上ないのだが我慢して使い続けて来た。
劣化したり、使わなくなったモノを捨てるのは割りと平気な性格なのだが、これだけはどうしても捨てられなかった。
亡き両親から引き継いだ唯一の家具であるので、さすがにその勇気が出なかっのだった。( ´ー`)
しかし、その種の感傷にこだわっていては”断捨離”など進むはずがないのだ。
そして、ついにある日ひょんな事から「ニトリ」の店内をぶらついていてこんなのを見つけてしまった。
ちょっと小ぶりなサイズだが、テーブルの高さも配置も自由自在。お値段も 8,000円程度とリーズナブル。
「これや ! こんなのが欲しかったんや !!」( ゚∀゚)
しかも、天板が分割式になっていて片方が固定でもう片方は角度も自在。
しばらく迷った末に入手し、手放せないアイテムとなった。そしてカリモクテーブルはあえなく引退の運命となったのだった。
調べてみたら、この種の”サイドテーブル”は各種の類似製品があるが自分としてはこれがイチバン。
いや、待てよ。良く考えるとテーブルが入れ替わっただけなので”断捨離”にはなってないがな !? ・・・ま、いいか。( ´ー`)
「カリモク」さん、今までありがとう。新しい持ち主が大事にしてくれる事を祈る・・・
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