自転車シュギョーのアオリを受け、ほとんど置き物状態になってしまっている、もう一台の愛車。
とはいえ、こんなにデカイ”置き物”なのでその存在を忘れることはない。( ´ー`)
ようやくサイクリング熱も一段落したし、久々にメンテする事にした。
愛車となってからちょうど一年近くになるが、このクルマになってからずっと気になっていたのが内装の汚れである。
“Hi-Line”仕様でベージュカラーのレザーシートと内装。このクルマは2011年式で実に8年目になるわけだが、内外とも経年劣化というものをまったく感じさせない。何度か書いているが、汚れや変色などを心配して明るい色調のレザーシートを敬遠するのは馬鹿げている。
これまでのBMW車遍歴でも内装色はほとんどがグレーやベージュであり、しかも日常のこまめな手入れなどした事がないのだ。
とはいうものの、今の愛車で唯一の問題点が納車当初から気になっていた運転席周りの汚れ。(*´・ω・)
他の部分は新車同様に近いほどの良い状態を保っている。つまり、経年劣化ではなくて扱いの悪さによるものだと断定出来る。
特にひどいのが、アームレスト。こんな変な汚れ方を見たのは初めてである。もちろん何度かクリーニングを試みたが無駄だった。
特に、右手でつかむ部分はどんな扱い方をしたらこんなになるのかと思えるほど、変色とともに多数の小傷がついている。
シートも他のシートは新車同様といえるコンディションなのに、運転席のみ良く見ないと気が付かない程度だがシミや黒ずみがある。
というわけで”クイックブライト”。アメリカ生まれのクリーニング剤だがかなり前に日本市場から撤退し、今は楽天市場でしか買えないようだ。
優秀な製品のはずだが、ネックはこのサイズだろうな。これでも数種類ある中で一番小さいサイズでお値段4,000円だから。
それはともかくとして、ネット情報ではクルマのレザーシートをクリーニングするにはこれ一択しかないらしい。
いや、何を云っている !? そんな事あるわけないはずで、世の中にはメーカー純正品を始めとして多数のレザーシート専用クリーナー製品が存在しているのだが、本当に効果があるのはこの”クイックブライト”だけのようだ。実際、数種類試した他の製品ではまったく効果がなかった。
人畜無害でココナッツオイル主体の成分らしいが、気持ち悪いピンク色である。(;`ー´)
説明書では少し水で薄めるように書かれてあったが、効果がないようなので直接ウェスにすくいとって作業する事にした。
やはりウワサは本当だった。シートの黒ずみは完璧に消去され、カーペットの頑固な汚れも一部を除いてキレイになった。
特筆すべきは、ゴシゴシと力を入れずとも、軽く丁寧に拭き取るだけで汚れが落ちてくれるので作業がとてもラクな事。
内張りの、靴先が接触して黒ずんでいた部分もあっさりと消えてくれた。
スカットル部分に頑固に付着していた汚れも、さっとひと拭きするだけで跡形もなくキレイになった。
残念ながら、二枚目の写真のアームレストは汚れの質が異なるようでまったく効果がなかった。まったく、これほどクルマ全体のコンディションが良いというのに、前オーナーはよほど右手が汚い人物だったようで、もう諦めるしかないか・・・(*´・ω・)
結局作業時間はかなり丁寧にやって一時間もかからなかった。他の部分は作業の必要がないから。( ´ー`)
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