Windows の数多い標準フォントの中で、謎のフォントがいくつかある。
一見して意味がわからないので、まったく無視しているユーザーがほとんどだろうが、用途によっては面白い効果が得られる。
これはExcel の例で、まったく同じセルの入力値をフォントを変えて表示している。
2行目は”Webdings”、3行目は”Wingdings”、4行目は”Wingdings 2″、5行目は”Wingdings 3″である。
もちろん、それなりに用途を想定して用意されているのだろうが、一般的な用途でも実用になりそうなのがいくつか存在する。
利用価値がありそうなのは、”Webdings”での”a”。ひと目で分かる、チェックマークである。Excel やAccess のフォーム上で配置出来るチェックボックスは非常に使い途が多いのだが、サイズ固定なのが最大の難点。
“Webdings”で”a”に対応して表示されるチェックマークは単なるフォントなので、サイズ変更が(段階的にだが)自在に変更出来る。
ついでに”<“も使えそうかな。
サンプルでこんなのを作ってみました。A列のセル内に四角形の図形を配置し、背景色を透明にしてサイズ調整。
フォントを”Webdings”に設定して、ユーザー定義の書式設定で “a”;< とすると・・・( ´ー`)
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