ご先祖様をお墓にお迎えの準備

これまでの自分の人生は無宗派というより神仏そのものに無関心でここまで来たのだが、数年前から自分の身辺に起き続けている諸事情により、徐々に信仰心が芽生えて来ていた。
自分としてはこれは驚くべき心境の変化だが、割とフツーの事なのだろうろなという気もしている。
ちなみに、ちょうど5年前に決意した先祖ルーツ探しは早々と頓挫し、またいつかトライしようとは考えているがそれは今ではない。
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とりあえずは祖父さまが祀られている墓地へという事で、出かけたのは徳島県にある父方家系のお墓。
正しくは、先祖の墓に参らねばならないのだが、不明な場合は「出来る範囲で」という事になっている。
簡単な門構えがあり、しかもツインになっていてけっこう立派である。( ´ー`)
祖父さまは左側、右側は父方の長兄(つまり叔父さまやな)のお墓となっていた。この時は右が祖父さまと思っていたのだが、ルーツ探しの時に作成した家系図で確認したのでたぶん間違いない。もちろん今回の目的地は左側、本当の祖父さまの方。
※この時は曾祖父さまだと思い込んでいた・・・
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「お迎えにまいりました」のごあいさつの後に、持参した”般若心経”を5回繰り返し読経しなければならない。
写真では真面目に取り組んでいるように見えるのだが、お気楽家族にこれを繰り返し読ませるのはそれなりに苦労したのだ。( ´ー`)
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「この後は旨い徳島ラーメンが待ってるぞ。」というエサを与えつつ、何とか持ち回りで読経終了。
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墓の周りで10cmほど穴を掘って土を取り出すというミッションなのだが、墓の前方はコンクリート敷きとなっていて手が出せないため、墓と墓の間から土を取り出す事にした。持参したさらしの巾着にお清めした土を収納して持ち帰るだけ。
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この墓地には母方の家系の墓もあるのだが、何と更に立派なセットにリニューアルされていてびっくらこいてしまった。( ; ゜Д゜)
そんなわけで、指南役の先生の教えに従って今回の一連の作業を無事終了。
後は御霊の宿ったはずの土を持ち帰って、自分の墓に「魂入れ」をすれば完了である。この日は徳島県日帰りプランという、それなりの強行軍だったので、魂入れは後日実施する事にした。

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