時々、オーディオ機器について記事を書いているがそれは数十年前のブーム時に愛好者のはしくれだった名残りである。
記事中で事あるごとに自分の聴覚について”駄耳”と書いているのは謙遜でも何でもなく本心ですのでご了承下さい。
12000Hz以上が聴き取れていない可能性があるのが何よりの証明かも・・・(;`ー´)。それを前提に。
「High End」と無縁の自分にとっての「良い音」とは、誤解を恐れず一言でいえば
である。別に禅問答を気取ってるわけではなくて、音楽や映画やドラマに浸っている時には「もうちょっと高域にキレがあれば」とか「もっとしっかりした低音が出てほしい」とか「もっとクリアなサウンドにならないか」とかその他諸々の、オーディオマニアさんが気にするような感覚は一切生じないとう事。つまり出てる音に対する向上心がまったくない。気にならないのだから仕方ないです。
とはいってもさすがに一定の基準はある。スマホやテレビなどから出るサウンドでは「浸る」のはムリ。
そんなわけで、自分にとっての基準はこの”B&W CDM1SE”。最近何度かネタにして、ようやく型名を覚えた・・・(;`ー´)
実に20年以上前の製品。たしか購入価格は9万円(2台やで !)くらいの記憶。今から思い返してもバカみたいに安かったなぁ。
「スピーカーの振動部材なんて10年も経てば劣化し放題」という説もあるようだが、駄耳のせいかまったく劣化を感じない。
最新の高性能スピーカーならばはるかに高音質のものがいくらでもあるだろうが、検討してみようという気は今でもまったくない。
このスピーカーが出すサウンドに納得満足しているので、自分にはこれ以上の品質は必要がないからである。
実際に、じぃっと見ても分からんし振動部をちょっと触ってみても分からんし。いや、もう触るのはやめとこ。(;`ー´)
ちなみに、こうやって保護ネットを外したのは購入後3回目くらい。脱着での音質変化なんてまったく分からんので付けっぱなし。
購入直後にやってみたバスレフダクト脱着だけは変化を感じ、充填スポンジなしでは低音がブヨブヨになるのでこれも付けっぱなし。
即ち所有システムではこのスピーカー以上の高音質は決して出ないので、これがしつこく書いてる「マニアではない」証明になる。
※単に自己評価でありオーディオマニアや聴覚の鋭敏な人たちを揶揄する意図はないのであしからず
さて。このスピーカーを自宅において最高の音質で鳴らせるメディアはアナログレコードが究極。
スピーカーに次いで音質や音色の違いが分かりやすいのがピックアップカートリッジだが、これまた新鋭レコードプレーヤー付属品で満足している。記憶の中で比較できる唯一の製品である、前の愛機で常用していた”Shure V15 Type VⅣ”との差は感じない。
もう手元にないので直接比較のしようもないが、おそらくどちらも一聴して特徴・特色のあるような再生音ではなく”レコードに忠実な音”なのだろう、などといえるのはここまで。あくまで駄耳の感想に過ぎません。12000Hz以上が聴き取れてない可能性もあるし。
最近のレコードプレーヤーの記事でカートリッジについて「不満はない」としか書いていないが、それ以外に表現しようがないので仕方ない。前述の「もう少し高域が」とか「音の解像感や”色気”を」的な要求を感じないので「これで満足(納得)」してるのです。
自分に対して音質評価なんて誰も期待してないと思うけど・・・いや、コメントくれたララ子さんすみません。( ´ー`)
ただし、レコードそのものの音質の違いは確実に分かるので”音の悪いレコード”では不満な音質にしかならないというのも事実。
その他、CDメディアはそれなりに所有しているが、そもそもCDプレーヤーがないので比較不能。(;`ー´)
とはいえ、”マランツ M-CR611″でCD再生した時は「あぁ、こんなにいい音が出るのか」と感嘆した記憶はあるけど・・・
その他高音質ストリーミング配信という存在も承知してはいるが、とにかく今以上の高音質に関心がないのでパス。
スピーカーやカートリッジから比較すると、アンプによる音質差など誤差の範囲でしかない。※あくまで自分的にですよ
さて。今回の最後に重要機器をもうひとつ・・・
ヘッドフォンである。左側が”SONY WH-1000XM3″、右側が”アミロン /beyerdynamic Amiron Wireless JP”。
スピーカーが使えない環境ではヘッドフォンがその代わりとなるのだが、これがまたスピーカー同様、かなり音質・音色の差が大きい。
音域のカタログ数値はどちらも互角の 数Hz~40,000Hzと素晴らしい高性能のはずだが出てくる音はまったく違う。
“アミロン”は、使用からまだ日が浅いが期待通り”CDM1SE”スピーカーと遜色ないサウンドを聴かせてくれる。
すなわち”XM3″は遜色ありまくりである。”アミロン”はスピーカーに近いサウンドで、”XM3″はあくまでもフツーのヘッドフォンというイメージ。それが理由で大金はたいて購入したという経緯は何度もネタにしたし、ここではこれ以上は書かない。
言うまでもなく価格は2倍も違う上に、製品開発の目的用途が異なるので優劣の問題ではないしメーカーの実力云々でもない。
関心がないといいつつ短期間に連続してそこそこ高額なオーディオ機器を購入してしまったのは生活環境の変化によるものではあるが、いかに自己満足に過ぎない公開日記とはいえ、その経緯をネタにするつもりもないので今回はここまで。( ´ー`)
コメント
コメント一覧 (4件)
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こんばんわぁ、
この入口と出口の画像を拝見していて、うちンちの、CDレシーバー組み合わせたら、こじゃれてるなあぁぁっと、思ったしだいです♪♪♪
オートリフトアップが20秒だろうが10秒だろうが、寝落ちしていれば関係ないわけで、回り続けられる方のリスクの方がはるかに大きい。
カートリッジと内蔵フォノイコライザーもとびっきり高性能というわけではないでしょうが、これで十分、これ以上なにがいるの的な感じは画像からも伝わってきます。です!!
機器固定で、針先だけ交換して変化、楽しめば、それで十分かと。
いやいや、さらに物欲が湧いてきたああああ。。。。
も、いっぺん10万円おりてこンやろか(笑い)
今回、たいへん勉強になりました!!
池田市まで来たら、ちょっと足を伸ばして伊丹市へぇー
>>https://kituneirodora.jimdofree.com/
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参考になったのかならなかったのか、ちょっとナゾですが。(;`ー´)
カートリッジ交換でじゅうぶんに音色の違いを楽しめると思います。
補足ですが、オートリフトアップはしてもターンテーブルの回転は止まりません。よって完全に寝落ちすると一晩中回転しっぱなしですのでご注意下さい。ま、何日間回転したまま放置されても故障の可能性はほぼないとは思いますが。
フォノアンプについては存在の有無について完璧に違いが分からなかったので、あえて記事に入れませんでした。
で、ララ子さんはけっきょく池田でなくて伊丹なんですね・・・( ´ー`)
おおお、新規開店おめでとうございます。
こちらでもよろしくお願いします。(^^)
初コメント、ありがとうございます。ようやく気付いてくれたんですね。
おそらくこのスタイルで終生続ける事になります。
末永くお付き合いよろしくお願い致します。