2018年8月からクロスバイク乗りになって3年弱。大幅減量と身体強化に大いに役立って目的は達した事もあり最近はサボリ気味。
そして、自転車シュギョーも一区切りついて頻度もめっきり減ってきている中、目標未達がひとつありモヤモヤがたまっていた。
大阪市内への周遊は実現できたが、もうひとつの宿願であった京都への道がはるかに遠かった。距離の問題以上に、奈良から京都への自転車道ルートがどうしても分からず、数回試みては失敗に終わっていた。”ならクルサイクリングロードマップ”という立派なガイドマップはあるのだが、かんじんの奈良から京都方面への案内がいい加減な作り方で、役に立たないのだった。
カメラマーク①部分のルート自体がグチャグチャ状態なのに大ざっぱなラインしか引かれていない上、実際の現地でも中央の「平城宮跡」から先の京都方面への案内標識がまったくない。出発前に詳細地図を頭に叩き込んで出かけるのだが、現地に行くとどこを進んでも最後は行き止まりばかりで、近場の人に聞いても自転車道なんて誰も知らないしで挫折を繰り返していた。
追い抜かれたり対向して来るロードバイク乗りに教えてもらえば済む事ではあるがそれでは安易過ぎるとの矜持。(;`ー´)
「バカか ? 自転車ナビを使えば簡単なはず」なのだが、とにかく失敗すればするほど自分で道を見つけるのだと意地になっていた。
「京奈和自転車道」が全開通したという報道後も、奈良市内から出た途端に標識がなくなってしまう状況に変わりない。
しかし、毎回あと一歩のところまでは進んでいるのは間違いないという確信があり、どこかで標識を見逃しているとしか思えない。
そして、今度こそはと決意した23日のトライでようやく京都方面への入口を発見したのだった。
これまでも何度かたどり付いていた国道24号バイパスと”ならやま大通り”交差点付近。スタートから30kmの地点で、ここから戻れば日帰りポタリングには丁度よい距離という事もありいつもここから引き返していた。
「やっぱりこの先が分からん・・・」この日もここまで来てやはり誰に尋ねてもルートが分からずあきらめて戻りかけたのだが。
上の地点から少し戻った場所にありやがった !! 何で今まで気づかなかったのか。ボンクラにも程がある。( ≧Д≦)
同地点で反対側を見回すと、ちゃんとマーキングされているのだった。しかも、毎回走行している”ならクルC7″ルートになってる。
はぁ~ (*´~`*) 出発時刻も遅かったし、この日はここで力尽きて仕切り直しとした。
せっかく標識があるのだし、通い慣れた”C7″に戻れるならと、案内通りのルートに従って戻った。ところがまたも・・・
ルート自体は整備された快適な自転車道だったが例によって平城宮跡直前でいきなり道がなくなり通行止め状態。
標識はしれっと直進を指しているのだが。やはりこうなったか。
それまで続いていたブルーの標識もここから先にはまったくない。一体どうなっとるんや。(*`Д´*)
標識があるんやから直進しかないやろと、バリケード脇から未整備道路を進んでみたが、案の定分岐路での標識がなく、心身ともに疲れの溜まった方向音痴にはキツすぎた。最短ルートのはずが途中で迷ったあげくかなり遠回りの帰路となってしまったのだった。
やっぱりこのルートは使えん !! もはや再トライするモチベーションも完全になくなってしまった。
毎回目印にして来たこのホテル「アラマンダ」経由の方がはるかにシンプルで走行しやすく、結果的に所要時間も速くなるのだ。
とはいえ、この日の走行距離は63km。長らく50km超えをしていなかったので帰路はヘロヘロになってしまった。( ≧Д≦)
以下、次号に続く
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