なぜかメーカーの修理で症状改善
自宅ドリップコーヒーに欠かせないのが、電動コーヒーミルの銘機であるナイスカットミル。
その唯一最大の弱点だった「微粉の飛散」問題がほぼ解消した。
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電動コーヒーミルはその構造上、粉砕して挽いた後でボトルなどに移す際に、静電気が発生してどうしても微粉が接続口周囲から飛散してしまう。もちろんメーカーもこの問題を認識していて改良品を出してはいるが根絶には至っていないようだ。
ところがである。今は豆を挽いた直後なのに飛散しないし、微粉の付着量自体が圧倒的に減っている。
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特に対策をしたわけではない。現象が劇的なまでに改善したのは、昨年5月の修理から戻って来てからであり、それ以来ずっとこんな状態が続いている。メーカーの修理報告書にも何か対策されたという記述もないので改善した理由は不明。
自宅ドリップコーヒーには手間をかけるのも楽しみとはいえ、自分ではやはりカンタンに手早く進めたいので、ミルの後始末という手順がごくカンタンになったのはありがたい。
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現在のコーヒー道具。※もちろんこれらの他に湯沸かしケトルが必要
道具に走りかけた時期もあったが、今はこんなにシンプルなインスタントコーヒー的準備で済ませている。
省略したのは、計量カップ・ドリップスタンド・コーヒーサーバー。
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ドリップスタンドをやめた理由は、コーヒーの抽出滴下時に少量の液が飛散してしまうため。
サーバーを使えば未然に防止出来るのだが、ほとんどがたった一杯しか淹れない状況では器具を減らしたいため。
かんじんのコーヒーの味だが、ここまで手抜きしても以前と変わらないか、作業要領を身体で覚えたためむしろ安定した品質で淹れることが出来ている。コーヒー豆の厳選はもちろんだし開封した豆を2週間以内に使い切るようにしているのも大きな要素だろう。
やはり、マニア(達人)にはなれそうもありません・・・😅
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今の常用コーヒー豆は地元ディスカウントスーパーのコスモスでの唯一の豆製品「小川プレミアムブレンド」。
200g約600円とやや割高だが苦味のないスッキリ系で大のお気に入り。
あれこれ試してみた結果、スペシャルティコーヒー以外に量販店で購入するのはこれ一択としている。
苦味がほぼない酸味しっかりの傾向が好きなのでコロンビアとエチオピアが入っているのが高得点。
コメント
コメント一覧 (2件)
記事とは無関係ですが、最近、コーヒーミルを買いまして(手動の安物ですが)
毎日、コーヒーを削るのが日課になってます。
学生時代(笑)買ったミルがあったので、棚からおろして見たら食品を通すのは無理でした。
オブジェだったのでいいのですが。
珈琲は焙煎時に一番良い香りがするそうですけど、さすがに生豆(なままめと読むそうです)から焙煎する気にはなれず、ひいてない豆を買って来てます。
ミルで削る音と、その時の香りは、粉から珈琲を入れるのの数倍良い気がします。
珈琲の甘い香りは良いですね。
家では2人しか飲まないので、2杯分なら手でひいても楽です。
おぉ、移転後の初コメントありがとうございます。
さすがに高価なスペシャルティ珈琲(1,000円/100g~)だけは”最初の開封時”にはいい香りが広がりますね。何しろ本当に焙煎直後の豆を専門ショップで買ってるので。最近買ってないが…
頻度と淹れる量が少ないなら手動でも全然問題ないので賢明と思います(とエラそうに…)
電動だろうが手回しだろうが味はほぼ変わらないだろうしね。
ちなみに”挽く”のではなく”削る”という感覚もありですね。
ナイスカットミルは”削りながら押しつぶす”粉砕グラインダーの動作ですが。
プロならミルの方式や製品による味の違いが分かるようですが、自分レベルではまったく分かりません。愛機の修理中に貸し出された古い小型の電動ミルで何の不満もなかったし、修理から帰って来たときも「さすがに高級ミル」なんて全然感じませんでしたからね。
ナイスカットミルを買ったのは完全に見た目の魅力からだったので、挽くたびににやにやと満足してます。動作中にガーガーとうるさいのも「頼もしさ」を感じるほど気に入ってます。
メンテが終わって、今後もう買い替える必要もないし。一生モノのお宝のひとつです。