ゴルフ6トレンドラインの数奇な運命
前回の記事は何と2023年5月16日だった。(;`ー´)
何となく間が空いてるなと、ぼんやりサボっていたらあっという間に3ヶ月間経っていたのだな・・・
いつの間にかゴルフ6の記事が一番人気になっているし、リハビリを兼ねて書いてみよう。
さて。前日は台風7号が関西地方直撃コースのはずだったが、直前で大きく西にそれて奈良北部の自宅では終日穏やかな天候で時たま強雨があっただけで「台風?どこにいる?」状態だった。
そして台風一過の2023年8月16日。2週間ぶりに洗車してスッキリした愛車のゴルフ6トレンドライン。
今はセカンドカーとして元気に過ごしているが、実に4ヶ月間も危機的状況にあった。
あらためて振り返ってみると・・・
主たるクルマ使用者であるワイフが予想よりもあっさりとゴルフ7に馴染んでしまい、ほとんどゴルフ6に乗らなくなってしまった。「スマートキーに慣れてしまうとねぇ・・・」だと。
この間自分でも会社員としての電車通勤生活が始まり、1台体制でも日常生活でまったく不自由しなくなっていたため、自動車税納税義務が発生する3月中に処分してしまおうと決意したのだった。(;`ー´)
結果的には予想より業者の提示額が低かったので、中止した。この時期は中古車相場暴落中でもあり9月頃まで様子をみては、との親切なアドバイスもあったし、もちろん愛車への未練も手放しにくい理由。
以下の一連の不祥事は、この時の愛車の怨念によるものかもと本気で考えたくらいに不可思議な体験である。
いつもはごく近場のアシとしてしか使っていないので、たまには中距離走行をしてみるかと、すこし離れた地域に出かけたのだが、用件が終わってその帰路につく時に「水温沸騰」という未体験の故障が発生した。
クルマの主治医である、光洋自動車のベテラン整備士から「高価な部品なので判断が難しいが、おそらくはこれが原因」と説明されて、思い切って交換を依頼した。工賃込み10万円弱である。
部品交換後、数日で症状が発生した。
今度は長期になりそうと予想し、代車を辞退したら悲惨な事態になってしまった。
ゴルフ6の状況が改善せず、光洋自動車に入庫したまま。
クルマなし生活が限界に達して代車を要求した。
交換費用総額は驚愕の273,500円!! 😨
光洋自動車から「症状が再現しないが原因究明が出来ないのディーラーに引き継ぎたい」との申し入れ。
もう一度自分の手で確認したいと、自宅に納車してもらった。
フラワーロード試乗コースで3度の症状再発を確認
複数人の試乗で症状が出ず、コンピュータ診断でもすべて異常なしだが、これまでの経緯を理解してもらっていたので引き続き慎重に検査してくれることになった
最終確認のため、ディーラー整備士の助手席同乗のもとで自分が運転したら、ゆっくり安全運転にもかかわらず(見事に?)出発後数分で水温が異常上昇し、アラート発生で直ちにサービス工場に再入庫
疑わしい部分はあるが高価な部品を交換しても100%治る保証は出来ないと、遠回しにお手上げの説明。
長年お世話になっている誠意あふれる担当者なので、即座に回収を決意。
状態を偽って買取業者に売却は出来ないし、もう廃車しかないと見切りをつけていたのだが・・・
ゴルフ6を引き取り、ディーラー出庫後約5分走行後水温異常の症状発生した。とっさの機転(やけくそ)でエアコンOFFとアイドリングストップ機能をOFFにしてみたら、何と数分で正常値に戻ったではないか。
最後の努力で自分の頭脳をフル回転して、これまでの経緯を分析。近場のスーパー駐車場で慎重に観察してみて、不調原因はアイドリングストップ機能OFFにあったと断定した。エアコンON・OFFなんて操作はテスト走行では何度もされている。
プロの整備士が何度もテスト走行して症状が出ないのに自分が運転すると確実に発生する。ふと足元に目をやると、彼らと自分の運転方法に明確な違いがあることが分かったのだ。
自分はアイドリングストップ機能が嫌いなので、エンジン始動したら無意識に機能をOFFにする習性がしみついている。フツーはまずやらないよな。
駐車場で時間をかけてエンジンを常温にし、再始動して約20分間かけて自宅まで戻ったが、水温計は規定の90℃で完全に安定し、その後二度と異常な上昇は発生しなくなった。
上の写真は洗車時のもので水温計は動いていないが、走行すると垂直位置の90℃でピタリと安定する。
本日の累積走行距離は54,664km。2012年12月登録なので過少走行の部類に入るのだろうな。
ディーラーから戻ってきてちょうど1ヶ月間経過。もう異常警告のことは忘れかけているくらいに正常である。
この間、何度かアイドリングストップOFFにしてみたが、異常発生の兆しはまったくないので覚悟を決めて常時OFFで走行している。つまり根本的な不調原因だったとの判断は揺らいでいる。
複数のプロのベテラン整備士でさえ原因究明できなかったのだから、これ以上自分で考えることはやめた。
5ヶ月間に及ぶトラウマのおかげで水温計を凝視するクセはなかなか抜けないが、仕方ないね。
う~む、久しぶりだし、ささっと書いて終わらせようと思っていたのだが、何度かさぼって中断しつつ、結局は3時間以上もかかってしまっている。(;`ー´)
ゴルフ問題を整理しておきたかったこともあり、事実関係を確認しながらやるとどうしてもこうなるのだ。
これがブログ記事を気軽に書けない理由のひとつである。その前にタイピング能力の衰えが大きい。
とりあえず本日はここまで。次は・・・分からん( ´ー`)
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