右も左も分からないと大損する

会計の基本の基本(仕訳)

Microsoft Windows は好きではないし、とっくに嫌いになっている。しかし。
プライベートでubuntu や iOSで問題なくとも、シゴトではなかなかWindows以外のOSに移行できない最大の障害がMS-Officeの他に専門分野ソフトや自社開発業務ソフトの圧倒的物量差。自分の場合は、MicroSoft Accessで苦労して構築した日誌から給与処理までも含む基幹業務システムとExcel と会計ソフトだった。
※最近になって会計は弥生会計オンラインアプリのおかげでOSの壁を解消出来た。

1年間無料で利用可能という大キャンペーンをずっと前からやってる。基本的には一度使い始めると乗り換えられない性質のものなのでそんなことが可能なのだろう。ちなみに2年目を迎える前に解約すると当然のごとく入力データはすべて消失・没収で二度と使えなくなるようだ。( ´ー`)
環境が変わった今はAccessも会計ソフトも不要になったものの、Excel だけはどうしても縁が切れない。
無償の互換アプリではほとんど役に立たないほど機能に差がついてしまったからだ。その膨大な新機能なんて、ずっと前から誰も使ってない、というよりそもそも関心がない・知らない・使いこなせないので例えExcel2000で作成された文書であっても機能的には何も支障がないのだが、異なるバージョンで作成された文書間の互換性が不完全な状況はどうにもならない。
・・・というのはただの前フリです。今回のお題は会計ソフト。( ゚∀゚)
多くの小企業や青色申告個人事業主の経営上の大きなハードルのひとつが会計業務だろう。
本当は難しくない複式簿記の基本知識がないがために税理士や会計士、もっといえば日常仕訳が出来るだけのスキルしかない経理事務員のお世話にならないと日常の会計業務も決算(税務申告)も出来ない。
それだけで年間数十万円から数百万円以上もの負担が発生しているのだが、必要悪みたいなもので、最初から諦めているのが実情だろう。

借方・貸方が理解出来れば会計はカンタンなのに

しかし、それが出来ないから困るのだね。簿記専門学校に通ってもそこは資格試験の予備校でしかないから実務にはほとんど役に立たない。知識吸収力旺盛なはずの6年間に英語の授業を受けてもまったく英会話が出来るようにならない悲しい現実と似ている。
家計簿とは外見からして異なる、企業会計業務での最初で最大の関門が「借方・貸方」。これが理解できないために会計入門にすらならないのが実情だろう。例え経営者にすき間時間がとれても、手も足も出ないために税理士以前に経理事務員(コスト)が先に必要となってしまう。

サンプル画像は自分も利用している「弥生オンライン」という会計アプリだが、家計簿(現金出納帳)風にみせていても基本構造はみな同じ。

複式簿記では、お金は右から左に流れる

ブログの趣旨とは異なるし、単なるシロートが会計仕訳について云々は控えておく。
複式簿記は基本的にカネ(現金に限らない)の流れを記録する仕組みであり文字通り「右から左」だけ。
たったこれだけ覚えれば済んでしまうのだが、会社経営となると動くお金が現金に限らない。貸し借りの概念理解は避けられない。もっといえば現金以外の取引の方が多いので、難しいように感じてしまう原因。
正確にいえば、家計簿だって現金出納帳しか理解できないなら、正確な家計管理は不可能な時代。
貸借の概念を意識出来ていなければ我が家の資産状況把握なんてムリ。クレジットカードに代表されるキャッシュレス決済や住宅ローンや奨学金という体裁のローンなどに囲まれているからだ。
企業経営者だって、家計簿に近い損益計算書しか関心がない(関心あるだけましかも)層が大多数だろう。
しかし、会社の経営状況を知るには「貸借対照表」の基本知識が必要で、それは家計簿だって同じ。財布や金庫の現金だけで経済状況なんて把握も管理も出来るはずがない。
企業の場合では融資や手形などの金融や税の基本知識や経営計画も必須だけど、自分の体験範囲では小企業や個人事業の経営者はほとんど知らないんじゃないか。もったいないと思う。
なんだかFPを気取ってますが、これらはたかだか数十年間の個人の経験に基づいてます。つまりただのシロートなので100%真に受けないでください。ひとりごとですから・・・
まだまだ続くけど今回はここまで。(;`ー´)

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