最後の一台にする予定だったはずのゴルフ7ハイラインを最短処分
2023年2月に購入したゴルフ7ハイライン2015 を同年9月に売却した。
原因不明の不調だったゴルフ6トレンドラインに代わる、人生最後の一台にするつもりだったのだが・・・
数多いクルマの中で最短に近い所有期間になってしまった。(;´Д`)
クルマとしては何の問題もないし、期待通りの性能と品質だった。
オリックスホワイトと称するボディカラーも写真よりも実物のほうがずっとキレイだし、走行性能を含めてゴルフ6より内外装とも1ランク上で十分に満足出来るものだった。
しかし・・・手放した最大の理由は、”ディスカバープロ”と称するナビシステムがクソ過ぎて我慢の限界に達していたことと、ACCを始めとして期待していた運転支援機能の貧弱さに落胆したため。
自分でも理由は良く分からないがおそらく人一倍ナビが好きで、ヒマさえあればナビの情報画面を見ている性分。「その方がよっぽどヤバいではないか」という批判もあるだろうが完全無視。( ´ー`)
「今なら損失を最小限度に抑えられるだろう」との判断で売却を決意した。
今も「ナビに落胆してクルマを手放す方がクソだろう」という心の声もあるが、一度イヤになると止まらない。
決意したあとの行動は自分でも感心するくらいに速かった。ここでタイトルのキャッチコピーである。
ネクステージに電話して翌日には契約
タイプミスではない。あの「ネクステージに電話」である。ネット買取業者より話が早いと期待して。
翌日朝イチバンに20代の若くて元気な営業マンが飛んできて、最小限の交渉の結果、めでたく契約となった。
今ではダイハツの陰に隠れたようになっているが、クルマ業界最大級の事件の当事者とほとんど親戚関係にあるとされていた、あの「ネクステージ」との契約である。しつこいか。(;`ー´)
渦中の最高潮のタイミングでよくもそんな決断をしたものだと今でも感心している。
マスコミの報道のようなことが実際に起きているのか、肌身で実感してみたい好奇心もあった。
もちろん心の中では、入金を確認出来るまで一抹どころではない不安も間違いなくあった。
ネクステージを利用するのは3度目。例によって若くて元気でさわやかな笑顔の営業マンは、自己紹介もそこそこに、見たことのないチラシをおずおずと差し出してきた。
減額・返車はいたしません!
ごていねいにも「買取契約後に発覚した瑕疵(かし)を理由にいたしません」と但書までついている。
これほど良心的な買取店なんてめったにないのではないか、とさえ思わせてくれる。信じるなら救われる
いやぁ、分かってるじゃないですか、ネクステージさん。吹き出しそうになりながら営業マンの顔を見直すと、緊張感がありありと感じられる。ちょっと気の毒になったので少しだけ雑談して、あとはお決まりの交渉。
結論から書こう。希望額を聞かれて即答し、若干のプラスを上乗せして期待通りの結果になった。
というより、前回の売却経験同様に期待を上回ってくれた。
ただし、数字を具体的に書かないと情報公開の価値がないので今回も書いておこう。
110万円で購入したゴルフ7の7ヶ月後の買取価格は約80万円。本体価格比で72%である。
これ、前回の200万円の攻防と違って利益確保余地が少ない半額以下のレベルなのに。
クルマ商売のイロハから鑑みて、すごいベンキョー条件だと感心する。
やはり必死なんだ。ヤケクソに近いのかも・・・
今でも自分にとってはベストのタイミングだっただろうと思っている。
もちろん減額・返車などなく、約定日より早い契約3日後に入金を確認できたのも前回と同じ。( ´ー`)
そして。いちおう後日談、というより契約当日の最後の雑談のなかで出た、やっぱりなというお話。
ネクステージの営業マンは数日後に退職した
「実は来週退職するんです」契約終了後に打ち明けられたので、少しはムカッとしたのだが、最初からそれを口に出されたらさすがに商談にはならないので 仕方ないだろう。
とはいえ、こんなに真っ正直に言われたのはさすがに初めてである。
ちなみに。多くの買取現場でも同様なのだろうが、ネクステージの営業マンはいつも若くて元気で、性格が良さそうで、余分だが、もっと言えば割りと見栄えの良い人物である。
ウラを返せば、表向き高待遇で若者を雇っていて、年がら年中使い捨てに近い新陳代謝状態なのだろう。
ちょっと同情したいくらいの気持ちにはなったが、今回も好条件で売却出来たのはラッキーだった。
あとがき
実は、日常的にゴルフ6同様に愛用していたこともあり、短期間での売却処分が不憫で書かないつもりだった。
ブログの中でAccess記事がPV数トップという状態に不満がつのり、タイトル中に奥の手のキーワードを3つも使って、アクセスを稼ごうというせこい魂胆なのでした。さてどれくらいで逆転出来るかな・・・(;`ー´)
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