ブログサイト復活の経緯

レンタルサーバーのデータベースを整理したら悲劇に…

「接続不能」事故の発端が、レンタルサーバー内にやたらと増えていたMySQLデータベースとユーザー名を整理しようと思い立ったこと。
無料・無制限なのをいいことに、開設からしばらくの間 WordPressの演習のため20個近くのデータベースとユーザー名を粗製乱造していたのだった。
平時は気にする必要もないのだが、たまに管理画面を開く機会があり、その度にいつかはスッキリゴミ処分してやろうと思っていた。実行しなかったのは「失敗するのが心配だったから」に尽きる。
そして、6月25日午後に酒気帯び状態で「シラフじゃ出来ないからね」と自分に言い聞かせつつ、気が大きいままに決行したのだった。そりゃ事故も起きるわな・・・( ´・ω・`)

そして事故は起きた

異変に気づいたのは6月27日の21時頃だったかな。
ずっと放置したままでほとんどブログを見てなかったのが、たまたま気が向いて閲覧しようとしたら・・・

結論は「注意書きをよく読めよ!!」だった

今回の事態を一言であらわすと初歩の対応策「ユーザー名とパスワードに間違いありませんか?」に真面目に取り組まなかったことで天罰をくらった、に尽きる。そんな単純な原因なわけないやろと…( ;´・ω・`)
体験したことのない重大な不具合が発生して沈着冷静に対処出来なかったのだった。

増殖したままだったデータベースの断捨離を、2024年6月25日についに決意し、不要とみなしたデータベースとユーザーを削除していった。
下図は現在の状態だが、本当に必要なのはグリーンで囲んだデータベースとユーザーだけ。
未だにデータベースが8個も残っているのは、何となく削除をためらった4個及び、サイト消失危機に初めて気がついた6月27日夜に自動バックアップから復旧を試みた (復元1)と(復元2)” という2個の残骸。

パラドックスブログのデータベース管理画面

現在正常に稼働しているデータベース。

レンタルサーバー ConoHa のコントロールパネルの”サイト管理”
“接続先ホスト”は全データベースが同じな名称なのので判断材料にならない。見ての通り管理画面ではデータベースの更新日時が分からないので、”paradox2021_20211104_1“のような余計な文字が付いていないものが正しいと断定していたが、「サイト(ドメイン)切り替え」メニューで確認できることが分かった。

ドメインとデータベースの関連付け確認

3年間以上も運営していて気にもしていなかったのだ・・・( ;´・ω・`)
データベース名は作成時に任意で決定できるが、ユーザー名の接頭辞が強制的に先頭に付加される。
レンタルサーバーのシステムによる機能なので、変更は出来ない。
そんなわけで、ユーザー名をさらしたからって何も問題ないだろうと思いつつ、管理画面URLとともに一応ぼかしてある。
URLなんて簡単に類推できるのでぼかす意味がないのは分かっちゃいるが、最近小心者に戻りつつあるので。( ´ー`)

自動バックアップで復旧出来なかった理由

データベースを特定出来たとはいえ、何度バックアップからの復元操作をしてもサイト障害が治らないのでアタマを抱えてしまった。データベースの破損などではなかったのである。
不具合解決しなかったのは、管理に必要なユーザーを削除してしまっていたのが原因だった。

ユーザー登録しても復旧しなかった理由

データベースの障害と思い込んでいたので、自動バックアップ分から6月23日以前のデータベースを復旧した。
数分待機して確認したら”ユーザー名_paradox2021_20240628_1″というデータベースが出来ていたので、FAQでおなじみの wp-config.php のデータベース名を修正してアップロードした。これで解決…のはずだったが、ブログは相変わらず「データベース接続エラー」のままで復旧しない。
そんなはずはない!! 日付を遡ってもう一度バックアップからの復旧を行ったがやはり効果がない。
このままではあと10日足らずで、今残っているバックアップデータ障害ありのデータベースで順次上書きされてしまう。15年間の血と汗と自己愛の結晶が消え去ってしまう未曾有の危機が迫っていたのだ。
ここでさすがにパニック状態となり、レンタルサーバー運営に問い合わせフォームで対処方法を質問してみた。
期待してなかったが2時間ほどして来た回答は予想どおりの「自動バックアップは止められない」( ≧Д≦)

「終わった…のか…」絶望しつつ、茫然自失で管理ファイルを眺めていて、ある事に気がついた。wp-config.php 内の”***_manager2021″という名前はたしかに開設後から使用しているので気に留めていなかったが、この時点でレンタルサーバーのユーザー名リストには存在していない
データベースと同様に20個近くあったユーザー名断捨離の作業中、慎重な検証もせず漫然と削除してしまっていことが判明したのだった。( ≧Д≦)
さすがに致命的タコミスと判断し、新規ユーザーを作成して接続先データベース登録完了後に wp-config.php のデータベースユーザー名をファイルマネージャ画面から専用エディタで直接修正してみると、あら不思議?? 何事もなかったかのように瞬時に復旧した。

何が「あら不思議」や !! このタコが !! ( ≧Д≦)とあまりにみっともなくて、記事ネタにもしなかったが、忘れた頃にまた同じ失敗をする可能性があるので、自戒を込めての備忘録とする。
※教訓 サイト障害が発生してもデータベースの損傷を疑うのは最後の最後とする

復旧を記念して、1年前の満足ドヤ顔でもどうぞ。背筋がシャンとしてないが気にしない。( ´ー`)

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