家電製品は叩いて治す!! 扇風機編

天下の「ナショナル」ブランドがついに寿命を迎えたのか

20年間以上も愛用してきて故障知らずで一生使えると信じていた扇風機が故障した。
しかし、異音や振動があるわけではなく、症状はファンの2週間ほど前から回転が異常に遅くなっていて徐々に気流を発生しなくなり、ついにうんともすんともいわなくなってしまった状態。
つまりモーターではなさそうだとは容易に想像がつく。分解してみたらなんとかなりそうか。

現役の扇風機。エアコンが普及した現代の一般家庭では脇役かもしれないが、どっこい高断熱仕様が自慢の我が家では酷暑の時期でも室温30℃未満であれば単独で活躍している。
ちなみに他にホームセンターで買った安い中国製品が2台あるが耐久性に問題を感じない。
一昔前までは誰もが知っていた「ナショナル」製品。品質は完ぺきである。弱モードでは音もなく優しい風を発生してくれる。リズムモードでは、さり気なく回転と停止を繰り返す。扇風機の構造なんてどのメーカーでも同じ(Dyson除く)だし、ちょっとバラしてみよう。分解というレベルではない。しかし、懸念はあった・・・

モーターシャフトに嵌めてあるファンが抜けない。軸と同方向に引っ張れば抜けるはずだが、おそらく油分が固着していてどんなに力を入れても抜けないのだ。( ≧Д≦)
いや、だいぶ前にもこんな事があったぞ。その時はどうやったんだった?
それにしてもダイエット生活が効き過ぎて随分細くなってしまった腕はあまり撮らないようにしよう。

まるでE.T.のよう・・・

そうだ!!ハンマーで叩いてやればシャフトと油が衝撃で分離するはず。
というわけでミニハンマーで軸方向に5回ほどコツコツ叩いてやればあっさり抜けてくれた。
ただし、シャフトを傷つけないよう慎重に。
ミニハンマーは一家に一個あれば中空壁へのピンフックの固定などで何かと便利です。

わざわざ再現はしないが、ベースプレートの固定ネジがゆるんで外れかけた状態だった。そのため本体と円筒形のボディカバーとの間にわずかなズレが生じていたのだった。
こんなことあるんやな。良くそんな状態で回り続けていたもんや・・・( ;´・ω・`)
次回(?)に備えて軽くシリコンスプレー処理も行った。

元祖!? 取ったらリモコン
なんと30年ものだったと判明

爺さん婆さんが「ナショ」と呼びたがる松下電器産業㈱の文字通りNationalブランド製品は、今や我が家では、当時最先端だったコードレスアイロンと卓上IHコンロを合わせてわずか3製品のみになった。
3台とも外観含め劣化の兆しもないし、おそらく本当に自分の寿命より長持ちしそうに思えてきたな。(;`ー´)

ちなみに、高断熱仕様が自慢の我が家(しつこくてすみません)では、自室のエアコン設定を30℃にしている。
湿度低減効果の方が大きいし、これより下げると寒いくらいに冷えるので。さらにちなみに、製品の仕様上31℃以上の設定も出来ないのである!! 暖房時はずっと下げてるけどね。24℃くらいかな。
家事で動き回る1FのLDKではさすがに涼感が足りなくて29℃。
そして心の声・・・それくらいなら“除湿”運転で良いではないか !? せやな。明日やってみよう。
たまには自慢話もいいでしょう。( ´ー`)

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