防湿庫を買ってみたら最高だった

今さら防湿庫を買ったのは珈琲豆と米菓子保存のため

10数年前から写真とカメラに人並みに関心を持つようになって、一時はシュギョーに励もうとした。
そのかいあって、見る目も養われそれなりに納得できる写真も撮れるようにはなったのは良かったと思うが、しょせんは中途半端な凝り方で飽き性が発動しモチベーションが続かず中級者にさえなれなかった。
たぶん中級者以上の人たちは必ず所有していると思われる防湿庫はこれまで関心がなかった。
カメラ愛好家には必需品かもしれないが、自分ではそれがなくても何も困った経験がなかったのだ。

今さら買いたくなった理由は別のことで悩みがあったため。調べてみたら小型なら1万円以下(6,980円)で買えることを知り、迷うことなく速攻で注文したら翌日には届いたのだった。※今は品薄で値上がりしている

ちょっとした空きスペースに置けるコンパクトサイズだし、静かで性能も良くて製品には満足している。
しかし、ガラス扉の被写体は難物とあらためて思い知った。
夜ならカンタンに撮れるだろうとなめていたが、室内ではどの場所に移動しても必ず余計なものが映り込んでしまう。
この種の悩みはガラスパネルが魅力であるオーディオアンプの撮影時にもあったが、床面近くに設置してあるので対処は難しくなかった。しかし、今度はそうは行かない。
広くもない居室で床に余分なスペースを占有されたくないのだ。

この程度の課題をクリアできないなら初心者以下ではないか

いや、お前なんて初心者やろ ? という心の声に抗いつつ「光の反射原理を良く考えれば良いだけだろ」と少ない知恵を絞り出したらなんとか目的は達成できた。手近な資材を利用して実現した。昼間の室内でも問題なし。
ところで、本題は別にあり。

ポンせんべ再び!!

なつかしのポンせん小僧のエザキ製菓のポンせんべ。さいわい今も健在だった。
しかも長浜の工場と至近距離の有名店である黒壁さんでネット通販可能であることを知り、ためらいなく注文したのはいうまでもない。しかしポンせんべは特に湿気に弱いので防湿庫が必須となったのだ。

包装も梱包も丁寧で、割高と承知しつつ安心してエザキ製菓のポンせんべを味わえると首を長くしていたが、注文2日後には届いて大満足。しかし・・・

6袋注文したのだが、最初の一枚の一口で落胆することになった。湿ってたのだ。( ≧Д≦)
ポンせんべの味は変わっていない。しかし、米菓子は基本的にパリッとした食感がイノチである。ポンせんべは特にそうなので、最初にかじった瞬間あまりの歯ごたえのなさに落胆した。とても食えたものではない。
黒壁さんのような一流店が品質管理を怠ることはないはず。何といっても製造直売に近い環境なのでたまたま保存状態の良くないロットにあたってしまったのだろうと思い直して、再生を試みた。

電子レンジでせんべいを復活できる!?

ネット情報を検索、対策は電子レンジで短時間加熱して水分を消滅させる方法が有効らしい。
20秒加熱すると、みごと湿気がなくなりパリッと割れるようになった。やったぜい!!

しかし、一口かじって幻滅。たしかに湿気はとんだが、醤油のうまみも完全にとんでしまっていた。( ≧Д≦)
醤油味が凝縮されている周辺部のエッジがなくなってクッキーみたいな角丸状態。
もうその味はポンせんべではなく、安っぽい焼き菓子になってしまった。ジ・エンドである。
丁寧に事態をレポートとしてやんわりとクレーム報告したら、店側も平身低頭で、後日製造直後のポンせんべを送付してくれた。もちろんパーフェクトな美味いポンせんべだった。
良かった良かった・・・しかし、3袋消費途中の2週間過ぎくらいでやはり残り全部が湿気てしまった。
なんてこった( ≧Д≦)。8月下旬で、保管しているのは日中はエアコンが効いている部屋なのにである。
元々ポンせんべは湿気に弱く、パリッと食感が一ヶ月もたないことは経験上分かっていたので小分け注文していたのだが半月もたないとなると。断念するしかないか・・・で、対策として防湿庫が浮かんだのだった。

砂糖を使わないマルサ製菓のぽんせんが消滅か

実は近所の食品スーパーで品質的に遜色ないマルサ製菓の製品が売られていて、ここ数年間はすっかり縁がなくなっていたのだが、7月のある日突然、陳列棚から消えてしまったのだった。
失礼ながら経営資源に余裕があるとは思えず事実上無期限であると観念した・・・( ;´･ω･`)