10年前のPCをWindows11化してみた

ウィルスと見紛う突然の通告画面

Windows10PCを使用している人なら、目にしたことがあるかもしれない。
ある日突然、唐突に全画面を占有した警告が表示され、ギョッとした。
本年10月に利用不能になるという危機的状況が迫る中でランダムに現れるらしい。「計画を開始する」という押し付け強圧的表現はホントに腹が立つわ。3ヶ月後くらいにまた出します的な小さい注釈もあった。

これは元子供部屋だった部屋に設置している、そもそもが中古品だった自分の払い下げPCの画面。
久々に電源オンにしたらこうなったのだった。

さいわい、当人は現代の若者らしくスマホとタブレット生活でパソコンにはほぼ関心なしなので、時々簡単な文書作成やYouTubeを見る程度なので廃棄処分寸前のPCでも性能的にまったく問題なしだった。
過去形なのは、今や社会人として職場近辺で自立生活をしているため。

さて。過去にこのPCをネタにしたことがあったかどうか記憶が定かでないが、まぁ10年ものである。今更品番などどうでも良いが、ヒマな日に一念発起で Windows11 化が可能かの検証をすることにしたのだった。
とりあえずは最新の”ディスクイメージ”をダウンロード取得して setup 起動してみた。

言うまでもなくこうなるよな。
対策のネット情報はたくさん出ているが、一般的だった(らしい) appraiserrs.dll ファイルの無効化で試してみたら「重大なエラーが発生」とかで、インストール不能だった。
ということで、ISOファイルをマウントした仮想ドライブからサーバーとして起動すると、問題なくアップグレードに成功した。1時間半くらいかかったと思う。

古い世代の Corei3機だが、SSDのおかげでヘビーな用途でなければフツーに動作する。

Microsoft と絶縁の準備

しかし、はなしはここで終わらない。
期限まであと半年ほどあるし、その時までにMicrosoft と縁を切ることにしている。元々が嫌いな企業なのだが、タイミングとしては絶好である。仕事でのOffice文書使用などの諸々のしがらみのためやむなく使い続けて来たのだが、
現職も今度こそ3月で引退することにしている。
そうなると、そもそもパソコン要るのか?? という疑問もあるが、何をするにしても今の大画面モニタとフルキーボードの使い勝手は捨てられない。Linux という有効な選択肢があるので色々検討中。
日常用途はほぼクラウド型アプリしか使ってないような生活なので用途上の問題はない。
「Windowsでしか動作しない」ソフトが少数残ってはいるが、予備機で代用すれば済む。
問題は、もうひとりのユーザーである。

3年くらい前に新し目の中古PCを買ってあげたのだが、まさか今のような事態を想定出来ず、一体型PC。
アップグレードは問題なく出来そうである。しかし・・・
機嫌よく使っているが、これはちょっとむずかしい。少し前にWin11 の画面を見せたら強烈な拒否感だった。
その最大の理由がタスクバーの配置。画面下端固定になっているのを見ただけで問答無用なのだ。
横長画面なのに下端固定が我慢できないのは同意なのだけど。すこしづつ説得中です。( ´・ω・`)

次期PC候補は

旧態依然の筐体のPCはもう飽き飽きで、今度はちっこいので良いではないか。ということで検討中。
今やCPUのスペックなど、どーでも良いので関心はACアダプタ。本体の半分もあるようなのは論外。
Type C の給電対応でないので、飛びつくほどでもないし様子見である。それにしてもOS込でこの価格は驚異的なのだが、Windows と縁切りするなら更に安いベアボーンで良いともいえる。
ハードとしての寿命を考えるといまのPCでも5年くらいは問題なく使えそうなので、OSを変えても本体を買い替えないという選択肢ももちろんある。なやましい・・・

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