Linux の道は険し … パソコンが死んだ

Linux の道険し/アップグレードでパソコンが死んだ

不退転の決意で臨んだ Linux への道だったが、演習用に新規インストールしたパソコンが完全に死んで(起動不能)しまった。起動時にメーカーロゴから一歩も進まない。マウスもキー操作も一切無反応でBIOS画面すら表示出来なくなってしまった。
2番目の写真は、電源オンからF2キー等の連打を繰り返す中でたった一度だけBIOS直前の画面「Enterring Setup…」が表示された時の遺影である。結局はここから一晩放置しても進まなかった。

元々のSSDに交換しても症状は変わらない。何をしても本当にうんともすんとも反応しない。
電源オンでCPUファンさえ回らない。完全に死んでしまった。
物理的損傷は一切なし。OSインストールだけでこんなことってあるのだろうか。
発端は、ガラクタ置き場に放置していた中古の超小型パソコンをLinux 専用機にする決定を下したこと。
元々はWindows11 が正常に稼働していたのだが、一日でも早くLinuxの操作になれるため、完全に専用機としてSSDを交換してubuntu をクリーンインストールした。それが、なぜこうなったのか…

  1. 常用PCのWSL2環境でubuntu インストールは出来たが、当然起動すると思い込んでいたデスクトップが表示されなかった
  2. そこからどう進めればよいのか、頭を悩ませているうちに考えが変わった
  3. 仮想環境でのOSインストールなんて、自分のスキルではハードルが高すぎることに気づいた
    よくよく考えるとWindows 併用は使い勝手良くないし、本格移行時には二度手間になってしまう
  1. 以前ubuntuで正常に運用していた開店休業中のパソコン(Optiplex3020)を再利用することを思いついた
  2. そのため、めんどくさそうな仮想環境そのものを常用パソコンから完全削除した
  3. Optiplex3020 は長期間放置状態だったので ubuntu 20.04.1 LTSのままである
  4. 最新の Ubuntu 24.04 LTS を入手し、アップグレードを敢行した
  5. アップグレード自体は完了したが、その後に想定外の不具合が続発して使用を断念
  6. クリーンインストール用パソコンに死蔵していた中古のミニパソコンを思い出した
  7. SSDを交換し、ubuntu をクリーンインストール
  8. 30分程度で完了して無事にデスクトップが起動したが、クラゲ画像( ゚д゚ )
  1. これって、ジャガーからクラゲになった記憶はあるが、前バージョンではないか
  2. 案の定、直ちにアップグレードのメッセージが表示され、迷わずOK
  3. 何度もアップデートを繰り返し、ほぼ2時間後に 24.04 LTS になった
  4. 原因は、クリーンインストールしたUSBメモリが旧バージョンのものだったと判明
  5. 一見正常に見えたが、やはり原因不能の不具合(Chrome更新不能、Mosc設定不能、Office文書新規作成不能等等)が多数発生し断念
  6. あらためて、Optiplex3020にSSDを交換し最新版を完全クリーンインストール
常用パソコンからANYDESKで接続でき、WindowsのRDPも問題なし

OSインストールが30分、各種アップデートに 1時間以上もかかったが、ようやくまともに動作する 24.04 LTS になった。NASとの共有フォルダ設定は難なく出来たし、Chromeも共通アカウント登録によってほぼ違和感なく使用できるし互換Office もまぁまぁちゃんと動作する。リモート接続もちょっと手こずったがGUIからカンタンに設定できた。
ここまで試行錯誤でまる3日間を要してしまったので、ホントに疲れた。続きは後日…

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