平群町のメガソーラー新設計画がとんでもない事態になっていた
2年ほど前から広報誌などに時おり「平群町のメガソーラー」の推進やら反対運動など、生駒山脈での大規模工事に関する記事が出ているのを目にしてはいたが大きな関心を持ってはいなかった。
「自然環境に影響を及ぼす事業なら目的に関係なくどこの地域でも必ず反対運動があるよな」程度の認識だった。
平群町の公共事業なのあるのだから仕方ないのではと、漠然としたイメージしかなかたのだが、最近になってとんでもない認識不足だと分かった。内実に関する重大情報に接する機会がなかったので・・・
メガソーラーというのは大規模太陽光発電パネルの設置であり今回は山肌を削り取る大規模な工事が必要。
とうぜん奈良県または平群町による公共事業であり、自然エネルギーによって平群町すなわち平群町住民にもにメリットがあるのだろうという浅はかな先入観しかなかった。
衝撃 !! 自然破壊の太陽光発電工事は公共事業ではなかった
各種情報によると、何と平群町には何一つメリットがないどころか重大なリスクばかりが発生し、県や町という行政関係者も責任逃れの姿勢しかないという極めて深刻な状況のようだ。
現時点で分かったことは・・・
- 公共性がまったくない、一私企業による営利目的だけの売電ビジネス
- その私企業が実体のない名前だけの悪質な詐欺レベル事業なのに行政が認可している
- 認可条件のはずの「地元住民の同意」が捏造されている疑惑
- 平群町の自然景観の破壊だけでなく幹線道路や生活道路を掘り起こしての高圧電線埋設工事という暴挙
- 政府の補助金を利用するだけの時限ビジネスが目的としか考えられない
- ずさんな工事が目に見えている悪名高い「盛土」工事計画
- 補助金が終了する2040年には採算が合わなくなって撤退し施設が放置される可能性が高い
補助金の原資は電気料金上乗せの強制徴収だから結局平群町民からも搾取されることになる - 心ある住民の本格的反対運動により、工事は半年くらい前から中止されている状態
ブログの基本方針として時事問題や政治問題などは避けているのだが、我が平群町に関する事件であれば話は別。
現状を自分の目でたしかめねば、とフラワーロードに出撃した。
最大の問題は、伐採と山肌を削り取るだけでなく悪名高い「盛り土」を伴う大きく重い無数の太陽光発電パネルの設置できちんとした基礎工事が行われるとは思えないこと。
2022年10月6日の平群町メガソーラー工事現場
たしかに工事はしていなかったが、遠くに人の気配はあり調査中もずっとチェーンソー作業のような音がしていた。
まともな業者でないことは容易に想定出来るので、
ざっとみた印象では、深刻な土石流災害の危険性はそれほど高くないようにも感じたが、周辺部を良く観察したわけではないので、今回はあくまでそんな感じがしたとだけ書いておく。
調べた限り、平群町が自治体としては真剣に対処する責任感がないことも明らか。
それにしても、これまでこのような事態を知らなかった自分の無知を恥じている。
いずれにしても個人でどうにかできるレベルをとっくに超えているし真摯に立ち向かう所存である。
もちろん次号に続く。😪
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