我が家はとっくに(1ヶ月前)完成していましたが、「建築日誌」は終了しました。
建築着工当初は、よくある”マイホーム建築日誌”のように、詳細な進捗状況を書き込むつもりだったのですが、けっきょくは気まぐれに時折書いただけになりました。
この事は自分でも意外な結果だったのですが、考えてみると、いくら懇切丁寧に書き込んでも、しょせん自己満足に過ぎないとの思いがあったために、モチベーションが続かなかったのです。
身もフタもない言い方をすれば、ブログそのものが自己満足の産物なのですが、しかし、不特定多数に対する公開日記であるからには、どこかで少しでも他人様の役に立つような部分があるべきという考えから抜けきれません。
そんなわけで、毎日のように順を追って建築日誌を書くという事はしませんでした。そのようなブログは山のようにあり、終の棲家建築の参考にとあちこち見て回りましたが、最初は面白くても途中から急速に関心が薄れていく事の繰り返しでした。
そんな中で最も興味を引かれたのが「失敗談」です。そりゃそうですよね。「こんな風に夢を実現しました」という、他人にとってはまったくどうでも良い自慢話より「何でこの事に気がつかなかったのか」と悔やんでいる部分の方がよっぽど参考になるからね。
そんなわけで、竣工前から早くも後悔していた事がいろいろとあるので、それを記事にしていきます。
まずは「光」の問題です。
これまでに引っ越しは何度も経験してきているので、段取りには慣れているつもりだったのが、通信環境で落とし穴がありました。
電話回線の移転通知を、NTTには引っ越し 2週間以上前に連絡するのは当たり前の常識とわきまえていて、更に余裕をみて 3週間前に連絡したのですが、何と「移転先がサービスエリアの対象外なので光ファバーの工事には 3ヶ月以上かかる」との回答に凍り付いてしまいました。
高速インターネット環境必須の我が家では、ずっとひかり契約をしていました。大阪市内から菊美台住宅地に移転してきた時も、ひかり環境になるまで、やはり 3ヶ月程度はかかっていました。
ただ、移転といっても、同じ住宅地内でしかも徒歩 3分以内の場所なので、特に心配していなかったのが落とし穴でした。
やむなくとりあえずはADSL接続にしたのですが、これが遅くてたまりません。(-_-;)
gyaoスピードテストで、これまで平均速度が 30Mbps前後出ていたのが、何と今では 0.8から0.6Mbpsと、30分の一以下にまで落ちてしまった・・・
これが、ブログを書く気にもなれなかった要因のひとつではあります。
ま、こんな劣悪な状態でも、フツーにインターネットやメールを利用するには特別困るという事もないんですがね。わたしの利用状況はフツーではないのです。