我が家では、電気掃除機はダイソン製を愛用しています。ダイソン製品は絨毯敷きの部屋では素晴らしい性能を発揮してくれますが、この製品の唯一の弱点である”フローリングに向いてない”という問題点があり、サイクロン式の国産掃除機を併用していました。
ところが、先日、5年間ほど使った同じくサイクロン式の国産品(SHARP EC-BP3)の方が突然死してしまい、これをイヤイヤ使っていた愛妻が大喜び。(・д・)
※気に入らなかった理由は、別に国産品だからという訳ではなく、この製品(SHARP EC-BP3)のデザインに問題があり、非常に使いにくかったのは事実でした。一見普通なのですが、機能性よりもデザインの(幼稚なレベルでの)遊び心が勝っており、使いにくい事この上なく、特にハンドルまわりが異常に使いにくい仕組みで、使う度に腹が立ったくらいです。
仕方なく、これを機会にと、以前から気になっていたロボット掃除機の検討にかかりました。
残念ながらロボット王国であるはずのわが日本の国産機には、何故か未だにめぼしいものがなく、実績十分の先駆者である米国アイロボット社のルンバに決定。インターネットで調べた限りでは、使用環境さえ合えば最高と言って良いほど高評価の製品です。
とはいえ、6~9万円という価格なので、使ったその日から「こんなはずじゃなかった」というのは許されません。慎重の上に慎重を期す必要がありますが、とは言えこんなものを使っている人は周囲にいませんわな。(^_^;
そこで、困ったときにはGoogle検索!!
あれこれ調べてみたら、やっぱりありました。「10日間無料体験」。さっそく申し込んで、25日に届く予定です。楽しみ楽しみ。
さて、ルンバを調べているうちに面白いものを見つけました。こちらは、”ロボモップXp”という名前ですが、実際はロボットではなく、「全自動モップかけ器」とも呼ぶべき製品で、用途も違うのでルンバと併用出来るものです。これも国産品ではなく、ノルウェー製品です。
つまり、ルンバで掃除して、ロボモップで仕上げという使い分けになります。こちらはルンバの 20分の一以下の価格(最安値が 3,150円!!)なので、迷うことなく購入しました。この値段ですから、とうぜん人工知能など搭載していません。輪の中に入ったボールが勝手気ままにランダムな方向に転がり、輪の裏に取り付けた円形のモップが床を拭いていく仕組みです。
これを考えた人は正に天才、凄い発想ですね。
左はパッケージ。右はキッチン内を奥に向かって活動中のロボモップ君。
タイマー兼起動スイッチを入れると、軽いシャリシャリ音を立てながら、あっちにフラフラ、こっちにフラフラという感じで、黙々と活動します。注意点としては、ロボモップはルンバと違い、何も考えてませんから、玄関ホールや階段などでは簡単に落下してしまうので、それを防止する事前準備が必要な点です。
2回に分けて計約 2時間ほど活動させた結果です。実は活動開始前に、あえてフローリングの隅々まで綺麗に掃除してあったのですが、やはりいくらか汚れは残っていたようで、ちゃんと仕事してくれましたね。
ボールの転がる力を利用しているだけなので、人間がゴシゴシとモップをかけるような効果はないし、何しろ勝手気ままに動き回るだけなので、まったく通らない部分もあるはずなので、完璧な仕事を望む人には向きません。
あ、それと。ルンバもロボモップも使用環境が合わないと実力が発揮出来ません。
ふだんから足の踏み場もないくらいに物が置かれている部屋ではまったく役に立ちませんよ。
ま、そんな環境で間違って買ってしまった場合には、彼らを動かす前に部屋を片付ける習慣をつければよいのです。
正に一石二鳥ではありませんか。(・∀・)