野辺山天文台ツァー

そんなわけで、残り少ない人生の間にもう一度野辺山天文台に行きたくなり、満を持して出かけた。
いや、ホンマに”満を持して”なのである。何しろ10年以上前から、ずっと思い描いていたのだから。
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どんな時にも欠かさない、”wii Fit”の朝トレをこなした後、予定より少し遅れの7時過ぎに勇意気揚々と出発。
野辺山までは400kmの行程。一気に走破しても良いのだが、急ぐ旅でもないし無理する必要もない。
とりあえず、休憩するなら諏訪湖S.A.と決めていた。時刻はちょうど12時前。この行楽日和で各店舗とも賑わっていた。
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最近は規制緩和が進み、高速道路のサービスエリアのショップもようやくまともになって来て、都会のショップに遜色ない(は云い過ぎにしても)ほどに、企業努力が伺えるちゃんとした店が増えてきた。ここも例外ではない。
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そして、そこで目にしたのが”ソースローメン”。近ごろはどこにでもある”B級”名物らしい。
怪しげなうたい文句を見る限り、無理やり名物に仕立てようとする魂胆ありありと感じた。
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ふだんはそんなものは黙殺するのだが、今回は非常に余裕ある心と時間のため、500円出してみた。
すると、白い顎ヒゲの店主が積み上げられていたパックを愛想よく差し出した。
「何や、出来立てではないのか」と、失望とともに少し嫌な予感。でもま、たまにこんなのも良いかと・・・( ´ー`)
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しかし。この時間帯に”積み上げられていたパック”って、要するに売れていないし冷めているって事ではないか!?
残念ながら不安は的中。見た目は完全に”焼きそば”であるが、やはり全然違う食べ物であった。
ただでさえ、”冷めた焼きそば”なんて、あまり気が進まないというのに・・・
で、おそるおそる食してみると、案の定口に合わない。まぁ、本場の粉もん好きからしたら「こんなもん、食えたもんやない!!」です。なにしろ、ちらほら見える肉は羊肉やし。もちろん羊肉自体は嫌いではないのだが、やっぱり炒めたそばと羊肉は決定的に風味が合わない。誰が考えたんや、こんなゲテモン。
それでも我慢して何とか半分は消化したが残りの半分は迷わずゴミ箱行きとなった。
だいたい、焼きそばもお好み焼きも、ソースが命。それをこの”ローメン”ってやつは、どこの家庭にでもあるようなとんかつソース風味のソースと、何より致命的なのはやはり”マトン”。
焼きそばは、豚肉があるからこそあの旨さが生まれるのである。もう二度と食いません、こんなもん。
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で、お口直しに三ツ矢サイダー。
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諏訪湖の風景。
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著名な観光地のはずだが、琵琶湖を見慣れている目からすると、特に感銘を受けるような風景ではない。
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とはいえ、撮影スポットには人だかりが絶えなかったのもまた事実。
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さらに一時間進んで、野辺山に到着。盛大な右肩下がりをどうしようか迷ったが、あえてそのまま掲載。
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ついに再会した、30年ぶりの光景。ここは気合を入れて、ゾナーの描写力を引き出してやろうと頑張った。
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ついでに、エフェクトをかけて、サンダーバード発信基地風に。
以下、次号に続く。

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