iPad の悩み

ゾナー”SEL24F18Z”や”DSC RX-1″以上に品薄の”iPad mini”を運良く入手出来た。
会社の備品としての購入につき、自分のものになるわけではないが、2週間ほど試用してみた感想である。

右側は愛用の iPad2。その画面をふた回り小さくしたのが”mini”。
“iPad mini”は、7インチタブレットの範疇で比較されているが、実際には8インチである。
そもそも、長年パソコンで見慣れて来た、必要以上に横長ではない XGA解像度の画面は、実に見やすい。

以外や、新聞を読むにも支障はない。どのみち、iPad2であっても拡大しなければ記事を読めないので同じ事である。
そりゃあ、最新の iPadの超高精細な画面を見てしまうと、ごく小さな文字が滲んで表示されるので、”何やこれ”となってしまうのは確かである。でも、あくまで”比べれば”の事。適切なズーム率にしてやれば問題ない。
iPad2だって、ほんの一年半前のデビュー時には、”画面が美しい”し、”格段に軽い”と絶賛されていのである。

画面解像度はまったく同じXGA(1024×768dot)。密度が同じなら画面が小さいほど高精細に見えるのは当然。
発色もかなり違う。撮り方がヘタなので写真では明暗の差しか分からないと思うが、”mini”に関しては新聞を見る限り、より自然な色合いである。

“mini”は片手で持てる上、その重量はわずか300g。持ち歩くのにもまったく苦にならない。2週間ほど持ち歩いてみたが、画面サイズも実用的に問題ないと感じた。そりゃそうや、世間の大多数の人は、iPhoneのような極小画面でもWebを享受しているのからしたら、8インチなら十二分に”大画面”なんやから。
さて、タイトルの”悩み”というのは大げさであるが、正確には”迷い”である。”iPad2″から”iPad mini”に乗り換えるべきか否か。
実際、”mini”を使った後に”2″を手にすると、ズッシリとした重量に驚いてしまうほどの差があるのである。
“2”だって、かつて 1.5kg近いノートPCを持ち歩いていた事を思えば驚異的に軽いと感動していたのだが・・・