SUBARU IMPREZA 2.0 EyeSight

“BRZ”の後は”IMPREZA”の試乗。やはりキーを渡されて「ご自由にどうぞ」であった。その対応は、別に「面倒くさいから」などという感じではなく、ホント自然に「ご自由にどうぞ」と感じる気持ちいいものであった。( ゚∀゚)
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で、これ。オーナーの方には申し訳ありませんが、自分としては、本来なら選択肢に入るようなクルマではまったくありません。”BRZ”とはまるで違い、クルマ自体は平凡な没個性の国産車であり、全然魅力を感じない。
しかし、内外装のデザインを無視すれば、このクルマにはとんでもないスゴイ機能が備わっているのである。
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“EyeSight Ver.2″。クルーズコントロールの安楽運転機能に加えて、前車との衝突防止システム装備。
「絶対に追突しないクルマ」
言葉で表すのはカンタンだが、ユーザーにとっても自動車メーカーにとっても長年の夢の機能であった。
もちろんトヨタもニッサンもたぶんホンダも技術的には実用化が可能なほどに研究が進んでいるはず。
しかし、それを実際に市販車として発売する勇気が持てないうちにスバルが先手を打って切り込んだのだろう。
それが遂に実現している事を、一体どれだけの人が知っているのだろうか。大トヨタではなく、マイナーメーカーのスバルだからメディアも大々的に取り上げないのだとしか思えない。
その機能は感動的ですらあった。何しろ遂にクルマの運転から左足のみならず右足さえも解放されたのである。
いったん車速を設定すれば、その速度を維持し、遅い前車に近づくと自動的に車速を落として一定の車間距離を保ち続ける。前車がペースアップすればそれに追随し、赤信号で停車すれば自車も車間距離を維持したまま停車する。
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さらに、安易な車線変更に対する警告機能もある。これらがたったの10万円で手に入るのである。
“BRZ”も、走り好きのドライバーに喜びを与えてくれる素晴らしいクルマだが、”EyeSight”は、すべてのドライバーに安全と安心を提供してくれるのである。
凄すぎるぞ、スバル。良くぞやってくれた。国産車メーカーの誇りである。
・・・と手放しで絶賛出来るほどでもなかったのだ、残念ながら。( ´ー`)
続きは次号にて。

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