冬の法隆寺

土曜日の昼下がり、外気温は10度を大きく下回っているが、室内は軽い暖房だけで快適そのもの。
ぽっかりと予定が空いていて、惰眠むさぼりでもするかとぼんやりしつつ、窓外を見ると珍しくスカッと青空!!
このところずっと、どんより日々が続いていて、青空を目にする機会がほとんどないので、シャキッと目覚め。

「よし行くぞ!!」と、隣町の斑鳩(いかるが)町に向けて愛車”BMW 320i Luxury”の出動が急遽決定した。

奈良県民となって早くも10年近くになるが、最大の名所のひとつを訪問していなかったのを思い出した。

現在生息中の平群町のおとなりの”斑鳩町”にある「法隆寺」。

自宅からクルマでわずか15分程度というのに「何時でも行けるさ。」と高をくくっていて結局一度も来ていなかった。

おそらく日本人なら知らない人はいないはずの、説明不要な有名スポットであり、今年は富士山が世界文化遺産となったというメデタイ出来事があったのだが、こちらは「日本最初の世界文化遺産」のようだ。

さすがにこの時期では観光客もまばらである。

正門の前に立つと、迫力のある守衛さんが出迎えて来れる。というより検分されている感じ・・・

法隆寺といえば、これや「五重塔」。

ちょっと気張って撮ってみたが、まぁこんなのは誰でも撮れるな・・・( ´ー｀)

有名な「西院回廊」。

とはいえ、実は上の写真はイメージ通りではない。暗部が明るすぎる。
それは”HDR”機能のせい。それではと”OFF”にしてみると・・・。
雰囲気的には見た目もイメージもこちらが断然近い。ボツにした理由は、水平が甘くなってしまっていたため。

なんか、こうゆうのが好き。

こっちは”絵はがき”の図柄そのまんまや。芸がなくてすみません。(;`ー´)

やっぱり春に来るべきかな・・・

ほのぼのファミリー。

たまには、光と影のコラボレーションと気取ってみるか。

こうゆうのが好き。って、しつこいか・・・( ´ー｀)

外観写真ばかりなのは、この法隆寺ではすべての建物で屋内撮影が禁止されているためなのです。
お釈迦様もこの中におられますが、ご尊顔を撮ることが出来ません。

本堂から少し離れた場所にある「夢殿」。聖徳太子さまの書斎のようだ。

「夢殿」敷地内にある「絵殿(えでん)」。”エデン”と読みたくなるのは自分だけ ? (;`ー´)

“絵殿”前の灯籠には、なぜかたくさんのお賽銭が・・・

時刻は15時過ぎ。ますます寒くなって来たし、帰ってコロンビア珈琲をいただく事にしようっと・・・。