最近、体重が高水準で安定していて危機感が募り、ある日の朝に、徒歩による生駒山横断を決意した。
生駒山はわずか標高640m程度の山脈なので、”山越え”と構える必要もなくお気軽ハイキングである。
実は、奈良県民となって程なく当時の愛車であった”BMW Z3″で走破した体験があるのを思い出したのだ。
およそ 7年前くらいの事なのだが「もう二度とごめんや!!」という苦い思い出しかなかった。その理由は・・・( ´・ω・`)
目指すは「暗峠(くらがりとうげ)」。地図の東端の”南生駒”から山越え最短距離で東大阪に抜けられる便利なルートである。
大阪~生駒間は地図にあるとおり、すぐ北側を東西に結ぶトンネルである”第二阪奈有料道路”を利用すれば、わずか 5分程度で通過出来るのだが、いかんせんいつまで経っても 600円という高料金のままなのだ。
ところで、今回の計画ルートは立派な一般国道である”308号線”となっている。当然クルマの通行もOK。
しかし、その実態は国道とは名ばかりの通称「酷道」としても有名なのであった。(;`ー´)
今回のスタート地点は近鉄生駒線の”南生駒”駅南側踏切からとしたが、すでにクルマが対向出来る道幅ではない。
ちなみに、308号線はここから更に東方面にもずっと延びていて、ほとんどがこんな具合なのである。
橋の下を流れるのは、これまたほとんど名ばかりの一級河川である”竜田川”。( ´ー`)
さて、川を越えて平群バイパスを横断するとしよう。お天気は快晴のハイキング日和である。
ここで早くも「幅 1.8メートル、ロングボディー」のクルマは通行不可の警告が・・・
いよいよ登坂開始だが、まだまだ麓の手前なので最初のうちはゆる~い勾配でラクラクである。
坂道を登り始めてすぐのところにある”生駒南小学校”を通過。この辺ですでに”街なか”の雰囲気はなくなってくる。
さらに5分ほど進むと、道路両側の住宅もなくなり、突然立派な道路が現れるのだが、これがたったの300mくらいで終わってしまうので二度驚く。道幅の大小は山間の峠道では良くある風景ではあるが、あまりにも短すぎではないかね。イミナシ( ´ー`)
ふだんより近くに見えるようになった生駒山上の送信施設群。
道路はほとんど変化のない田舎道なので、棚田でも撮ってみようかというところなのだが、今は時期が悪すぎて画にならん・・・
“石佛寺”付近で三叉路となる。暗峠へは左側を進む事になる。ここからいよいよ峠道らしくなってくるのだ。
以下、次号に続く。
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