国道である証は逆おにぎり型の標識なのだが、大阪方面に下り始めたとたんにこんな簡易標識になる。
暗峠の頂上を通過すれば、当然ながらその後のルートはほとんどが下り坂なのだが、だからといってラクになるわけではない。
写真で表現するのが難しいのだが、かなりの急坂がずっと続く事になる。
そして、クルマでの暗峠ルート走破の最大の難所がここ。国道308号線は左手の狭い急坂なのだ。
小型車のスイフトでさえこの有様。この写真ではまだ少し余裕があるようにみえるが、実際は急な左カーブなのでギリギリである。
搭乗者は若い目のカップルだったのだが、大阪方面からここにたどりついて10分間近くも躊躇していたのだった。(*´~`*)、
さらに下ると、無縁仏神社があり、清水が流れていた。
実は、飲料水を携行していなかったので出発以来一滴の水分も口にしていなかった。何しろ、自動販売機がまったくないの道路なのだ。
湧き出ているのは”弘法の水”と呼ばれる清水のようだ。「よっしゃ、ここで水とはありがたい。」と安心したのもつかの間。
「飲むな !!」と書いてある。こんな山道で腹痛に見舞われるわけにはいかないので素直に従うことにする。(*´~`*)
のどの渇きに耐えつつ、トコトコ下っていると、気持ち良さそうなハイキングコースの案内板にたどり着いたが、今回の目的はあくまでも国道308号線の踏破なのでそのまま舗装路に進む事にした。
写真では分かりにくいが、相変わらずけっこうな急坂が続く。
逆方向の奈良方面に黙々と進むハイカーさん。いちいち写真は出さないが、今回のハイカーさん遭遇は五組目であった。
高齢の夫婦カップルでないのははじめて。もちろんすれ違う時にはちゃんと挨拶を交わしてるぜ。
以下、次号に続く。( ´ー`)
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