「高校野球のブリンス」という言葉は彼のためにあった

こいつは驚いた。何と明日(13日)の先発投手が「斎藤佑樹」と発表されたのだ。( ゚д゚ )
唐突ですが、ニッポンプロ野球公式戦のお話です。本ブログでは、おそらくこの手のネタは初めてかもしれない。
何しろ、参院選でドタバタ劇を演じた石田純一選手の活躍よりも驚かされたのだ。(;`ー´)
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写真はここからお借りしました。いやホンマに男の目からみても惚れぼれさせますね。
本人はイヤな呼称かもしれないが、野球に関心のある人ならたぶん誰もが知っているあの「ハンカチ王子」。
実は、プロ野球の世界で今、かなり大変な事態が起こっている。”日本ハム”チームが何と15連勝中なのだ。
これほどの奇跡的な成績であっても、なお首位のソフトバンクと 5ゲーム差というのも別の驚きではあるが。(;`ー´)
さて。話題沸騰の大谷選手が中心になっているのはもちろんたが、この15連勝の中に斎藤投手も関わっているのだった。
そして、先発投手として唯ひとり 5イニングまでもたなかった という不名誉な結果が残った。
勝利投手になれなかったわけであるが、ここ数年間の彼の実績からみれば、少しも不思議ではない。順当な結果ではある。
それでも相変わらず「斎藤佑樹」はすごいブランド商品である。素人目でみても、とにかくそのたたずまいだけで”華”がある。
こんなプロ野球選手って、他にいるだろうか。その意味では、ひょっとしてもうあの「長嶋茂雄」氏以来かもしれない。
それはやはりあの”本物の超人的活躍”をした田中将大をひざまづかせた、あの2006年の高校野球決勝戦を抜きにしては語れない。
もう少し調べてみたら、何とさらに、その年の国体決勝戦でも田中将大投手に投げ勝って優勝投手となっているのだ。
ルックスだけではない、疑いようなない実力と素質を兼ね備えた”スーパースター”の誕生だった。
本来ならば、投手として同タイプの、元巨人軍で素晴らしい実績を残した「桑田真澄」選手に匹敵する活躍が期待出来たはずだった。
そして、現在別の意味で超人的な活躍をしている大谷翔平選手にしても、”人気”という点ではまだまだかなわないのだろう。
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写真はここからお借りしました。
プロ野球の世界では、少々人気があっても実力が伴わなければ短期間で”戦力外”とされてしまうのも仕方ない事になっている。
もちろん、既に入団して6年目の斎藤佑樹選手も、”戦力外通告”ドキュメンタリーの主役になったとしても不思議ではない。
しかし、彼は現在でも一軍のメンバーであり、しかも大記録がかかる大事な時期に先発投手として再び指名されている。
なぜか。たとえ能力は平凡であっても球場を満員に出来る資質を今でも有しているからだろう。名前だけで球場にファンを呼べるという一点でランク付けするとすれば、現役プロ野球選手で彼を上回るのはもう広島カープの黒田博樹選手くらいしか思いつかない。(;`ー´)
日本ハムチームの栗山監督が、これほどまでに斎藤佑樹を寵愛して来たのは”人気”という魔物を抜きにして説明がつかない。
しかし、監督はやはりチームの勝利が最優先の仕事のはず。すなわち、監督の本意ではなく、その上層部が観客動員目的で圧力をかけて斎藤佑樹選手を起用させ続けて来たのだろうと何となく感じて来ていた。
しかし、それだけではやはり 球団新記録 がかかった大一番に先発投手に指名する理由にはならないだろう。
あの新庄選手やダルビッシュ選手を輩出した球団である。斎藤本人の最後の名言「持っている男」を信じているのかもしれない。

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