珠玉のレコードプレーヤーを手に入れてから、所有のLPレコードを愉しんでいるのだが、やはり新品のレコードを欲しくなって来た。
ところで。今どき、LPレコードはどこで買えるのだろうか・・・
と、困惑していた頃、絶妙なタイミングで発売されたのがこれ。近所の書店でぐうぜん見つけて、一瞬の迷いもなくゲットした。
そのお値段は、何とたったの 990円 なのだ。(。゚ω゚)
しかも、安っぽい音楽などではない、ジャズ界不朽の名作との誉れ高い”Kind of Blue”。(。゚ω゚)
しかも、充実したブックレット仕様で、肝心のレコードは 180gの高音質盤(通常は130g位)と良いことづくめなのだ。
何でこんな安価で良質な商品があるのかというと、”戦略商品”なのだな。ユニークな企画商品を多数扱っている“ディアゴスティーニ”社の最新シリーズ。TVCMも流しているようなので知ってる人は知ってるだろう。
もちろん、シリーズ全体がこの価格のわけがなく、徐々に 2,980円くらいという本来の価格になっていくようだ。
ずっしりと重たい新品レコードをターンテーブルに乗せて、最高のトーンアームを盤上に移動させて針を降ろす。
当たり前だが、スクラッチノイズなどあるはずのない、まっさらのレコードを聴くのはサイコー。至福の時である。( ゚∀゚)
何とイイ世の中になったのだろうか。( ゚∀゚)
・・・などとはしゃいではみたものの、その名は知っていても”Kind of Blue”を聴くのは初めてなのだ。(;`ー´)
で、聴いてみた感想はというと。「良く分からん。」何でこれが不朽の名作と呼ばれているのか。(;`ー´)
淡々と水彩画を描いているような雰囲気で、特に緊張感も盛り上がりもなく最後まで進んでいってしまう。
ブックレットの解説を一読しただけでも、スゴい作品なのだという認識はしているので、じっくりと時間をかけて愉しもうか。
まぁ、一度聴いただけで判断できるようなポップ音楽とは違うのだから、何度も聴かないと良さを理解する事は出来ないのだろう。
「百回聴いてもこの演奏の凄さが感じられない」という事態を恐れつつ、今夜も缶チューハイ片手に聴いてみよう。
ちょうど10回目です。ちょっとは慣れてきたかな。( ´ー`)
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