真冬を思わせるような寒気が続いた後、ようやく快適気候の秋晴れとなり、お気楽なひとりハイキングに出かける事にした。
今回のコースは、おなじみ「暗峠(くらがりとうげ)」から生駒山脈を踏破するというちょっとひねったルート。
2時間程度なのでぶらりハイキングにはちょうど良いのだ。
“暗峠”から”生駒山上遊園地”まではのルートは、グーグルマップなどでは道路とみなされていないので軌跡を描画してくれない。
ブルーの太線で手書きしているのがそれ。不細工なラインになってしまったが、ご了承下さい。( ´ー`)
いつものように南生駒の交差点から暗峠を目指す。
到着。( ´ー`)
実際はきっちり一時間かかっているのだが、慣れたルートなのでもっと短く感じるようになって来た。
しかし、ここで問題発生。事前に調べてあった、生駒山上遊園地に抜ける道が見当たらないのだ。( ´Д`)
仕方ないので地元民のおっちゃんに尋ねたら、何と県境標識の真下の場所から行けるのだという。ちょっと見には、すぐに行き止まりとなりそうな小道なのだった。 ちょっと不安を抱きつつ足を踏み入れと、たしかに延々と小道が続いていた。
どこまで歩いても、人気もなく、時折周囲のハヤシの中からガサゴソと物音がする度に、ギクッと身構えたりする小心者だった。
しばらく進むうちに、”信貴スカイライン”が間近になり、クルマの行き交う音を聞いて少し勇気が湧いてきた。(;`ー´)
徐々に勾配が険しくなってきた小道を進んでいたら、突然視界が開けて小さな公園にたどり着いた。
「おや、この風景は見覚えがあるぞ。」
三年前の”旧車ミーティング”にいそいそと参加した、あの場所なのだった。なつかしいな、もう三年半も経ったのか・・・
さて。ここで困ってしまった。連綿と続いていた小道がこの公園の入り口でぷっつりとなくなってしまっていたのだ。( ´Д`)
そこら辺にいる旅人たちに聞いても誰も知らないし、しかし、まさかここであきらめる事も出来るはずがない。
そして、じぃーっと生駒方面に目を凝らしてみると、自動車道路の向こう側に何だかそれらしい小道がありそうなのを発見。
“ビンゴ!!”だった。それにしても、このルートではまったく標識が整備されていないのが不思議。
勾配が更に険しくなってきて、脚に身が入りかけ、ハイキング気分が高まってきた。息を切らしつつ 10分ほど昇って、ようやく巡り合ったハイカーさんに「もうすぐそこがゴールやで。」と励まされて少し進むと、たしかに見えて来た。
ふだんは生駒山上にかすかに目に映るだけの電波送信塔たちが林立する地点についに到達。
ここまでかなり長く感じたが、暗峠から30分しかかかっていないのだった。( ´ー`)
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