2002年のBMW318i(E46後期型)。内外のデザインはもちろん、心臓部であるエンジンが別物のように進化した素晴らしいモデルである。
製造品質も国産車並みに安定し、前車同様まったくの故障知らずだったし文句なしの名車だと今も評価している。
この素晴らしい新車を買った時も、「今度は長く乗り続けるぞ !」と鼻息がブゥブゥと荒くなったのは当然だが、それも束の間・・・
諸般の事情でちょうど 4年後に売却する事になってしまった。( ;´・ω・`)
この頃から、BMWディーラーの査定額の低さが一段と身にしみるようになり、前車での成功体験に味をしめて、当時ますます隆盛を誇りつつあったヤフーオークションに出す事にした。
いちおう、ガリバーやユーポスなどの専門業者にも色目を使いつつ、前回同様ディーラー査定額と中古車販売相場の中間よりちょいと高めの価格をつけてみた。
なかなか入札者があらわれずヤキモキしていたのだが、終了日前日くらいからセリが始まり、無事目標額で落札された。
318i はパーフェクトなクルマだったのだが、気に入らないのがイメージより暗かったボディカラーとシートの出来だった。今の愛車と同様、表面が硬くてしっとりと体を支えてくれるという感触がないのが非常に不満だった。これの前車はファブリックシートだったが、そんな不満を感じなかったというのもこれまた現在の状況と変わらない。
この当時はベージュのインテリアも好みではなかったし、要するにクルマの性能や機能と関係ない部分で不満がくすぶりつつあったのだった。
このクルマは実用車ではないのだから、そのような感覚的・情緒的な気分というものは無視出来ない。
とはいえ、いくら何でもその程度の理由で高価な BMW 車をカンタンに買い替えるほどバカではない。
・・・いや、じゅうぶんバカモノではありました。(;`ー´)
この後からは当分の間”3シリーズ”そして BMW の新車とのお別れとなるのだった。
※今回の写真を撮ったのは、すべてかつての愛機”Canon IXY Digital 200S”。
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