「情報開示請求」をしておこう (確定申告書控の入手方法)

国民の危機的状況が表面化してから一ヶ月以上も経ったというのに、政府の事業者向け各種緊急融資や給付金がようやく申請可能な状況になりそうだ。あくまでもこれから「申請受付」というのがお粗末としかいいようがないのだが。
何しろドタバタのあげくやっと決まった個人向けの「10万円」だって、入金がいつになるやら分からん体たらくだし。
小規模事業者や個人事業主にとってのせめてもの救いとなる「持続化給付金」は、5月1日からWeb受付開始で最短で5月8日給付なんて喧伝してるが、まともにそれを信じる人はいるのだろうか・・・
さて。会社や個人商店などの事業者が申請しようとすると、いちいち昨年度の確定申告書控が必要となっている。
確定申告をしてなかったら論外とされるのだが、申告はしていてもこの「控」がなかったらどうなるか・・・
おそらく 受付さえもされない 門前払いとなる。( ≧Д≦)
会社なら税理士や会計士が代行しているはずなので控がない事はまずないはずだが、問題は個人事業主。
確定申告書控が手元にない理由は様々だし、いちいちここでは書かない。今はパソコンで割とカンタンに申告が出来るので、控えは自分でプリントしとけばOK・・・なんてのは多そうな感じ。税務署の受付印 がないとダメなのである。
税務署になら控えがあるはずだろうともらいに行っても相手にされない場合があるようなので、そんな時は迷わず「保有個人情報の開示」請求をしよう。これって、ニュースに良く出てくる黒塗りだらけの書類なのだが、自分自身の資料請求なので隠される理由などないのでそのままの形でもらえるはず。
申請書は税務署にあるし、HPからダウンロードも出来る。意外な事に書き方も案外カンタンです。
個人情報開示請求書
難しい項目は何もなく、たったこれだけ。分からなかったら親切な税務署員に聞けば良い。
問題は、この書類を提出してから手に入るまで最短でも 2週間はかかるという事。お役所仕事ですから。
もしも必要な人は、明日にでも税務署に走りましょう。郵送なんてやってたら受付自体がGW超えになるぞ。( ´ー`)

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