ヘッドフォン事情

「”ベイヤーのアミロン”に魅せられたのは良いが、実際の使用感はどうなのだ ?」
と気にされている方(いるのか ?) には申し訳ありせんが、まだ買ってません。
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理由はやはりこのプライスタグ。(;`ー´)
とはいえヘッドフォンにこんなカネは出せない、とも思わない。実際、約30年前の”STAX SR-λ”はこれ以上の買いものだったしね。
ちなみに”SR-λ”がオークションで35,000円で売れたので、予算に余裕も生まれた。
まぁ、一生モノになる予定なので、予算枠を10万円にまで拡大して、もう少し他の製品もチェックしてみる事にしたのだ。

驚異の静寂空間を実現するノイズキャンセリングヘッドフォン WH-1000XM3

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特に急がない理由は、現用のスーパーヘッドフォンである”SONY WH-1000XM3″の存在。
昨年、何となく気まぐれにチェックしてみて驚嘆させられた「無音の世界」。騒々しいヨドバシ梅田の店内でさえも、装着した瞬間からウソのように騒音が気にならなくなる。普通の生活空間であれぱ完全に無音の世界が実現する。
まぁ、これは特別用途の”ノイズキャンセリング”に特化した製品なのでその事は当たり前なのだが、全盛のカテゴリに属する類似製品の中でもずば抜けた高性能なのだ。”毒をもって毒を制す”の暗騒音がほぼ聴き取れないのが素晴らしい。
つまり、音楽専用ヘッドフォンではないのだが、競合ひしめく分野に投入されたSONY入魂の逸品でもある。
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特に、カタログ上の周波数帯域が実に 4Hz-40,000Hz という「超」がつくほどの素晴らしい高性能。
ちなみに、”SR-λ”は 8Hz-35,000Hz なので、最新高性能のノイズキャンセリングヘッドフォン恐るべしである。
・・・と、こんな数値に一喜一憂していた無邪気な時代もあったのだが、今となってはそんなのを盲信する気はさらさらない。
音楽鑑賞用としてのオーディオ機器としてみれば、”SR-λ”の方が圧倒的に優れている。
“WH-1000XM3″から発する音声は、超高域から超低域まできちんと出ているとはたしかに感じられる。(あくまで個人の感覚ですが)
しかし、これで純粋に音楽を楽しめるのかというと、完全に落第。
いくら特性が優れていても一言で表すと「人工的な音」これに尽きる。つまり不自然な音であり、音楽用としてはこれだけでアウト。
そりゃ当たり前で、あくまで”ノイズキャンセル”機能が本業なので、これで「音楽性豊かな素晴らしい高音質」とはさすがにならない。

「ELEGIANT」格安Bluetooth送受信機が素晴らしい

 

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とはいえ、”SONY WH-1000XM3″のサウンドが聞くに堪えないというのではもちろんない。聞き流し用なら十分満足出来る。
そんなわけで、スマホ接続の他にテレビ用やビデオ用としても常用している。Bluetooth 送信機さえ用意すればどんなテレビとでも接続出来るし、こんな製品もアマゾンではたったの3500円くらいで買えたりする。
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ちっちゃな製品なのでこんな感じ。もちろんテレビの裏側に隠しておいても良いのだが、電源オンのたびに Bluetooth 再リンクが必要になるというちょっとした弱点があるためすぐに操作出来るような配置にしている。

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