「ソニータイマー」復活 !!

小物からでも断捨離を心がけ、ガラクタ箱の整理をしていたら何とSONYの高性能プログラムタイマー”PT-D40W”を発見。
2021-05-05_DSC07354.jpg
まぁ”発見”は言い過ぎで、隅っこに押し込んでいたその存在の記憶がなくなったわけではなく、10年間以上も死蔵していたものを何となく思い出して引っ張り出してたというだけの事である。
ご覧の通り電源部はホワイト色だったのが経年劣化で完全に変色していておそらくもう元に戻らない。
間抜けなことに、死蔵の間実は本体の電池を入れっぱなしにしていたため、バッテリー格納部はさすがに粉吹き状態だったが、思わず目をそむけるというほど酷い状態ではなく、内部をクリーニングして新しい単3電池をセットしてみたら見事に復活してくれた。
存在を忘れてしまうほどの長期間放置していたわけだから正常動作しなくてもムリはないし、動作しなければ廃棄処分と決めていた。
2021-05-05_DSC07358.jpg
ところが、電池を入れ替えるとデジタル表示が”00:00″で設定待ちの状態となり、ちょっと嬉しくなってしまった。マニュアルもとっくに処分してしまっていたが、操作板が簡潔で適切なガイドになっているので時刻設定をはじめとする設定は難なく行える。
SONY製品の魅力はのひとつが、このような優れたデザインセンスと評価している。ボタンのレイアウトだけをみても、機能毎にグループ分けされるとともに、ボタンの機能毎にサイズやカラーと配置にメリハリがあり、操作に迷うことがない。
2021-05-05_DSC07351.jpg
電源部はデカすぎるくらいにデカい。1000W対応なのだからとはいえ、さすがにこんなのを目に付く場所に設置する気にはならないのたが、SONYのリモコン機器の送受信機能はムカシから非常に強力で、よほど広い部屋でない限り受信機の設置場所も送信機(リモコン本体)を使う場所も方向も、何も考えなくても確実に動作する。例えば受信機がテレビやAVラックの裏側に設置されていたとしても、リモコンの方向を気にする必要もなく、例え反対側の壁面に向けてボタンを押したとしても問題なく機能するのだ。
つまり、この無骨な電源部はAVラックの裏側に隠してしまってもかまわないしリモコンの置き場所も向きも制約がない。
2021-05-05_DSC07353.jpg
さて。一応テストだが、特に使いみちを思い浮かばないので電気スタンドを仮設してリモコン操作が正常な事を確認。
“PT-D4W”は週間プログラムタイマーなので、単純な電源オンオフだけではなく、1週間の範囲で曜日と時刻を指定して動作させる事も可能。オン・オフは4つまでセット出来るし、しかも2系統の電源を個別に制御可能である上にアラーム機能まで装備しているという素晴らしい高機能を誇る傑作機と評して良いだろう。
とはいえ喜んでばかりはいられない。先ほど「使いみちを思い浮かばない」と大問題に直面した。AVルームの機器はすべてがリモコン対応であり、学習リモコン一台で集中操作をしているため、出番がないのである。これほどの高機能製品を死蔵してしていたのは正にそれが理由であり、正常動作を確認したところで一体何に使うのか ? 思いつきません。
いくら高機能といってみても、現代のビデオレコーダーの録画機能とは比べ物にもならないのが現実。
まぁ、電動カーテンやブラインドなどであれば活躍の余地もあるのだが、わがAVルームにはそこまでの贅沢設備はないのが現実。
あとは照明器具くらいか・・・そんなものもの導入予定もないので結局はまた死蔵に戻るしかないのか・・・
2021-05-05_DSC07354.jpg
ところで「ソニータイマー」とは、耐久性の問題を揶揄する表現のようだが、今では死語(都市伝説)となっているはず。
現実として、20年以上前のプログラムタイマーも、同時期の学習リモコン”VL700U”もすべて正常動作するのがその証明。
たしかに、ムカシのカセットデッキなどのメカモノは短期間でのの故障に何度も泣かされた体験もありますが・・・😌
しょせん両機とも機能的には完全に時代遅れになってしまったので処分しかないのだが、別にかさばるものでもないしまだ当分の間は手元に置いておく事にしている。後年になって希少価値の高値がヤフオクでつくかも・・・ムリやろけど😅

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA