Ubuntu デスクトップではリモート接続が標準機能にないので追加しなければならない。
今回の案件ではサーバーへのリモート接続が基本になるので必須作業である。
さすがにこれはGUIメニューにはないだろうということで、端末からの操作となる。
といっても最小限のコマンドで完了するのでちゃちゃっと済ませよう。
$ sudo apt xrdp install
これだけ。いちおうメモっておくと sudo は”管理者権限で行う”という合図。「Super Do」の略語らしい。
Linux の端末操作ではほとんどの場面で必要とされるので最初に覚えるお約束。
apt はソフトウェアをインストールせよとのコマンド。
xrdp がリモート接続機能インストーラーのパッケージ名、続く install は apt コマンドのオプションでそのまんまの意味。
インストールは数秒程度で完了したので、Windows10 から接続してみるとあっさり接続できた。しかし。
リモート接続は難なく実現したが・・・
ubuntu 画面になることはなったが、真っ暗で何も表示されない。はぁ~ 😫
暗闇画面のスクリーンショットなど意味がないので載せない。
とにかく分からん時はすぐに調べよう。というわけで・・・
外部からのリモート接続は、1ユーザーに1接続のみ可能
という制約があることが分かった。
正確にはリモート接続でなくても、1端末に1ユーザーアカウントのみ同時ログインが許可されるのである。
ローカルであってもリモートであっても、同一端末への複数ユーザーによる同時接続は可能なのだが、本体でログイン中のものとは別のユーザーアカウントでの接続が必要となる。
OSとユーザーアカウントの関係はサーバー管理経験がないと分かりにくいが、良く考えると合理的な仕組み。
すると、とりあえずは本体側でログアウトすれば良いのだ。いってみればそれだけの事。
その後再度リモートデスクトップ接続を試みて無事に正常表示された。かなりうれしい。😊
とはいえ、運用上でリモート接続用のユーザー登録が必要であることに変わりはない。
そんなのカンタンに出来るやろとなめてたら、これが実に厄介な修行になるのだった。😅
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