ゴキブリ対カメムシのてんまつ

10月11日に行われた、ボクシングのフライ級タイトルマッチ「王者内藤大助」対「挑戦者亀田大毅」戦は、何と30%前後の視聴率だったようです。
今年のTBSの番組としては、3月放送の木村拓哉主演のドラマ「華麗なる一族」の最終回に次いで2番目、毎日放送では同5番目の平均視聴率だという。これはスゴイ。
TBSが恥も外聞もなく肩入れするはずですね。
国民的スポーツの代表であるプロ野球の人気チームの試合でさえ、10%前後でしかないんですから。
テレビ放映そのものがほとんどないボクシングの試合としては、驚異的な高視聴率であり、注目度の高さが分かります。
しかし、試合内容は実にくだらないものだったので、観戦評は控えていました。
「今度こそ」公明正大な運営をするとの前宣伝でしたが、やはりレフェリーもアナウンサーも解説者も完全にカメダに買収されてたとしか言いようのないザマでした。特に、解説者の元世界チャンピオンだったらしい鬼塚他 1名はサイテーでしたね。カメダのひいきばっかりして。まだ若いのに、もうプライドをなくしてしまったのかと、哀れなくらいです。
その後試合翌日になって、亀田陣営の露骨な汚い反則行為が大問題となっています。
ごろつき親父とチンピラ兄弟が、フェアであるべきスポーツの世界で大きな顔をして来られたのは、すべてボクシング協会と所属ジムとメディア(TBS)の責任です。
プロとか、スポーツとか以前に、人間としての品格がまったくない彼らを増長させて来たのです。
悪役も徹底してやれば、それなりに人気が勝ち取れるという事を実証したわけですが、それは実力あっての事で、カメダの場合は肝心の「実力」をごまかして来たのが最大の問題でしたが、ついに悪運の尽きとなりました。
内藤選手がKO劇を見せてくれなかったのが残念ですが、これに関してだけはカメダの作戦勝ちでした。何しろ、まさに亀の子状態で、単に体全体が丸くなってのそのそと前進してくるだけなので、まともにパンチを打ち込めない状態でしたからね。
・・・でも、あれは「作戦」なんかじゃないですね。そんな立派なもんじゃないです。そもそも、カメダはあれしか出来ないんですから。
あと、テレビ中継が始まって、「エッ・・・!?」と思ったのが、会場の空席の多さ。既に、想像以上にカメダ人気は凋落していたのですね。
とはいえ、カメダにも人気を挽回する起死回生の機会はありました。それは、敗戦後にたった一言でも良いから、汚い発言の非礼を詫び、王者の強さを称える発言をすれば良かったのです。
しかし、ごろつき親父がそれを許すはずもなく、揃って無言で退散という最低な行動しかありませんでした。まさしくサイテーの馬鹿一家です。
ここまで書いておきながら、なんですが・・・
カメダの三文字を目にするだけで不快なので、今後は一切書きません。お休みなさい。

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