ヒノキのカンナくず。これはもう”屑”ではなくて”くず”ですね。😊
最も感銘を受けたのがこの組木細工の間仕切り衝立(障子か?)。いやぁ、すごい作業ですね。どんだけ時間がかかってんだか・・・
いや、しかし光の角度によって見え方が変わるのは当然として、これくらいの精密木工は特別に珍しいものではないのだが。
撮影のために少し離れてみて、このシゴトの本当の凄さが分かった。風景画のあるふすまや障子など珍しくもないが、これは凄い。
至上の工芸品。「すごい、すご~い」ばっかりでミーハータレントみたいで済みませんね。表現力がないもので。😌
こういうのはきっと観光名所の寺社や名城なんかにも使われているのだろうが、前をぼんやり通り過ぎるだけでは気づかんわ。
幅広カンナから生まれた薄布のような和紙のようなもの。
これを”カンナくず”と書いて良いのだろうか・・・でも、きっと大量に生まれる現場ではあっさり捨てられるのだろうな。
プチ観光の後は、目的地である「有馬グランドホテル」の”雲海”の金銀の湯でまったり過ごすのですよ。
若かりし頃は温泉なんてまるで関心がないしありがたみも感じなかったのだが、いつの頃からか人並みの温泉好きに・・・
さて。いきなりホテルディナーとなりファースト・オーダーがスモールサーロインステーキ。「いきなりステーキかよ」って? 😅
いや、サイドメニューの”バーベQポテチな”料理が、博物館で見た茶室の壁(竹組み)を思い出して感慨深かったのでした。
オードブルセット。もちろんどれもウマウマでしたよ。これらの後は食事に専念する事にして撮らなかった。
最近は食事メニューを詳細に撮るモチベーションがほとんどなくなってるし、同伴者にもいやがられるしね。😅
それではおしまい。
コメント
コメント一覧 (2件)
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記憶が薄れかけてますが、あの組子細工の作者ですが、ああいう技術者の中で抜きんでた達人がいらっしゃるそうで、競技会のようなモノがあるのですが、その人が出ると必ずチャンピオンになってしまうので、審査員に祭り上げてしまったというような話がありました。
見る人が見ると、○○さんの作品ですねって。見たらわかるそうです。
お暇なら、動画も面白いですよ。
竹中大工道具館「組子細工の技を継ぐ」
https://www.youtube.com/watch?v=-NuqwJz9RNE
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コメントありがとうございます。
そんな逸話があるんですね。スーパー職人の仕事か・・・いやはや勉強になります。
館内の説明や紹介ビデオをほとんど見なかったので、次回は時間に余裕をもって出かけるつもりです。