高市早苗氏講演会に行ってみた

6月5日の昼過ぎに、「なら100年会館」にて高市早苗氏の講演会があるとの情報を得て急遽出動した。

JR奈良駅から至近距離にある、なかなか立派な施設である。なんどか目にしていたが訪れるのは初。
新築に見えるが調べると平成11年開館となっている。(毎度うっとおしい和暦表記は1999年の意味)
この写真は終演後の様子だが、到着した開演前は近年の奈良では目にしたことがないすごい人出だった。
広く告知されていなかったのに、さすが奈良県が生んだ大スター代議士なのだとあらためて実感させられた。

うれしい事に、ようやくの「」撤廃で1,500名近い定員そのままの着席になっていた。
本イベントは事前申込者のみ入場可とされていたようだが、おそらくは「一席ずつ空けて」という相変わらずの思考停止対応ではとうてい申込人数を収容出来ないからという苦渋の決断だったのだろう。
その勇気ある決断(?)のおかげで、自分が入館した定刻10分前には既にぎっしり満席状態係員だったのに、係員がやや強引にしかも真ん中の席を確保してくれた。
当日は昼寝の真っ最中に起こされて一瞬不機嫌になったが、クルマで20分しかかからないのでまだ間に合うぞと即座に飛び起きて駆けつけたのだった。なんで飛び起きたのかって、もちろんファンだからですよ。😊
ただのミーハーではない、といいたいところだがムカシから駅前ポスターでお馴染みとはいえ、ファンになったのは昨年秋に初めて政見演説をちゃんと聴いてからだから、やっぱりミーハーかな。😅

実質的には、今夏の参議院選挙に出馬する後輩議員の応援演説会みたいな内容で後援会員限定だったらしい。
それを知って、すこし躊躇はしたが迷わず突撃してみたら署名だけで難なく入場出来た。
定刻の15時きっちりに登場してからは後援会長やら多くの来賓やらの紹介に後輩議員の演説などで、早苗議員(※)はその間30分間くらいじっと立ちっぱなしだった。
すぐそばに椅子が用意されていたがその間一度も座らなかったぜ。エラいなぁと感心。
※イメージ戦略なのだろうが、司会者が終始「早苗議員は・・・」「早苗議員が・・・」と連呼していたのだ
ご本人の演説は結局小一時間てところか。あっという間に終わった印象だった。
筋金入り論客の同氏としてはまったくの時間不足だろうが、ムリに組んだ超過密スケジュールなのがありあり。
短い演説の最中でも何度も時計を確認していた。「国を護る」という最大の信条を語る時間も最小限だった。
この人の思想・信条・理念はネットTVなどで何度もその主義主張を聴けるし、ここでは書かない。

3階席までびっしり満員だった

政治の世界のことなので、いかに別格的に共感出来る議員であるとはいえ、ただの個人無責任ブログに演説内容を書こうとはやはり思わない。今は動画配信でいつでも見れるしね。

「あ・い・う・え・お」がないのが高市早苗ワールド

早苗議員の最大の武器(魅力)は、その一貫した正論以上に「弁舌さわやか」であること。
聞き手に寄り添う、専門用語をほとんど出さない分かりやすい語り口であり、なによりも総理大臣をはじめ、TV画面に映るほとんどの国会議員の口から出る「あ~」だの「え~」だの「お~」などという極めてうざい”接続詞”を出すことが一切なく、文字通りよどみなく言語明瞭で力強くも美しい声で語ってくれる。
それは、考えに考え抜いた自分の言葉で明快にメッセージを語っていることの何よりの証明である。
言葉がいのちであるはずなのに自分の言葉で語れない政治家なんているのか !? なのだが、少なくともマスメディアに現れる国会議員はほとんど全員「あ・い・う・え・お」が自動的に挿入されるのが実情。
早苗議員はそれらの中にあって稀有な存在。唯一ではないが例外中の例外といっても良いだろう。
語られるのはまったくの常識的正論。実際、途中で何度か会場を見回しても誰ひとりとして眠ってなかった。
この人の演説中に眠るのはアンチくらいだろうと思う。そんなやつがわざわざ来ないだろうけど。😅

時間ギリギリまで低い姿勢でファンサービス

終了後も最後まで長蛇の列のファンにていねいに神対応された早苗議員。応援せずにいられない。
今回もそうだったが、以前から次回の自民党総裁選出馬意欲を明言されていた。ぜひ実現してほしい。
もちろん早苗議員にはそれも通過点のはずで「総理大臣になって何をしたい?」など愚問でしかない。

マスゴミのみなさまにおかれましては、次回総裁選時には「女性初の◯◯」という、幼稚で浅はかでくだらない形容詞をつけることだけは慎んでいただければいいのかな、というふうに思いたいというところであります。
ご本人にとっても有権者も馬鹿にしている極めて失礼な表現ですからね。でも、きっとそうなるな・・・😣

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